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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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うみゅんも行ったのにー まわぁまんまーと話すの辛い・・」
「実海ちゃん 自分で決めたんなら 最後まで 思いをぶつけなさい でないと 後悔するよ」
「うん わかったぁー」ばっちやんは後押ししてくれているんだ。
すぐに、ばっちゃんはおつゆを用意して、お皿にお寿司を並べ直していた。そして、私に座敷に運ぶように言っていた。お母さんがやって来て
「お母さん 私 まだ 実海と話の途中」
「まぁ まぁ お腹がすくと イライラするからね ご飯食べたら 落ち着くからネ 絢の好物 買ってきたんだからー」
お母さんは、私のことなんか忘れたように、今の仕事 週に2回行く本島のカンコー水産のこととか 民宿の話をしていた。
「神谷さんは 元気なのか? 早々と誠一郎君に会社を任せて 基君に感化されて サンゴの養殖に取りつかれているそうじゃぁないか」
「そうなの 島の海を守るんだってぇー ふたりとも 少年なのよぉー」
「そうか そうか その少年に 絢は惚れてしまったんだからなー 大学にまで追いかけて行って 挙句の果てに沖縄の離れ小島にまで」
「お父さん あの時は・・・感謝しています でなければ モトシと幸せになれなかった」
そうなのだ。お母さんは、おとんのことが好きになって、じっちやんの反対を押し切って、大学・就職先の沖縄にまで追いかけて行って、ふたりは一緒になって私が生まれたのだった。
「ワシも 絢が幸せだと言ってくれるんで 安心してるんだよ あの時、思い切ってな 絢を信じた 信じるしか無かった」
「ええ とっても 幸せ 実海のこと以外はネ」
「・・・まわぁまんまー・・・みゅうみゅんは 幸せ 壊そうと思ってるんちゃうよー だけど・・ 聞いてるよ おとんから・・・まわぁまんまーだって 反対を押し切って・・・」
「あの時は、お母さんは大学入る時だったのよ それまでは、両親の言うことは聞いてきたわ それが、育ててもらってるという恩だと思ってたから・・」
「そんなのー みゅうみゅんは・・ みんなと・・」
「みゅん まだ そんなこと言ってるのぉー さっき さんざん言い聞かせたでしょっ あなたは 聖女学院に行ったほうが幸せになるのよ! お母さんも 中学の時 気が進まなかったの だけど・・・良かったと・・」
「まわぁまんまー は じっちゃんの言いなりになっただけやんかぁー ウチは学校なんかより自分を信じるんやー 勉強だってちゃんとやるしー それに、今の仲間が好きやー 今は 幸せ」
その時、お母さんの平手が私の頬を・・・。
「実海! なによ その言い方! まだ わからないの! あなたは、まだ、小学生よ 食べさせてもらってるでしょ まだ、世間もわからないのよ 親が決めるのが努めな
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