第一幕その九
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「缶詰もインスタント食品も冷凍食品も」
「全部ね」
「いや、外の世界にいた時はなかったな」
おじさんはしみじみとして言いました。
「缶詰以外は」
「そういえばボームさんが来られて結構経ってからだったね」
臆病ライオンはふと気付いて応えました。
「インスタント食品や冷凍食品が出て来たのは」
「オズの国にもな」
「そうだったね」
「いや、それまでは」
そういったものが出るまではというのです。
「食べものも限られていたよ」
「どうしても」
「そうだよ、手軽に食べたい時は」
そうした時はというのです。
「そうしたものをだよ」
「楽しむね」
「わしもな」
「私も食べることが多いわ」
おばさんも言ってきました。
「本当にね」
「若しもね」
臆病ライオンはこうも言いました。
「インスタント食品や冷凍食品が出て来なかったらどうなっていたかな」
「そうね、そういったものが出るまではね」
ドロシーが考えるお顔で応えました。
「手軽に食べられるものがね」
「限られていたね」
「そうだったわ」
「それは寂しいね」
「ええ、何かとね」
「インスタント食品や冷凍食品があって」
神宝も言ってきました。
「かなりの人が助かっています」
「外の世界ではそうなのね」
「はい、若しです」
それこそとです、神宝はドロシーにお話しました。
「あそうしたものがないといざという時に餓える人がです」
「出たのね」
「それも大勢の人が」
そうなっているというのです。
「外の世界ですと」
「オズの国では餓えることがないけれど」
「お腹が空いてもですね」
「そこまではね」
「そうですよね」
「周りを見れば何処でもね」
オズの国のです。
「食べものも飲みものもあるし」
「だからお腹が空いてもですね」
「そうなってもね」
「食べるものがありますね」
「オズの国ではね」
「外の世界ではそれが違いまして」
神宝はドロシーにそれでとお話しました。
「餓えもあって」
「人が餓えない為になのね」
「そうしたものがありますと」
インスタント食品や冷凍食品がです。
「保存も出来てすぐに食べられるので」
「助かるのね」
「そうなんです」
「だから外の世界でそうしたものが生まれて」
「沢山の人達が助かっています」
「そうね、外の世界では」
「はい、本当に」
こうお話するのでした。
「インスタント食品や冷凍食品が出て来てから」
「ううん、外の世界で生まれてね」
臆病ライオンはレモンパイを食べつつお話しました。
「オズの国も入って」
「オズの国では手軽に食べられるね」
「そうしたも食べものだよ」
インスタント食品や冷凍食品はというのです。
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