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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第6章
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実海が我が家に来て、初めてのお正月だなー 久々に華やかだ 代わりに、基君も寂しがっているだろう 後で、電話しような!」

「どうだろう おとんは初潜りとか言って いつも海に入ってるからー まわぁまんまーも民宿のお客さんに追われているからー」

「そうかー 正月でもお客さんが居るんだ」

「うん 初潜りとか釣りの人」

「実海ちゃん 後でお着物ネ 用意してあるから 絢が着たものだけど 初詣に出掛けるから・・」

「へっ? 着物?」

 青地に牡丹と桜の花が散りばめられてて蝶々が飛びまわっている。お化粧もしてくれて、唇も紅くしてもらっていた。

「そのヘァピン 実海ちゃんに似合っているわよ 彼から?」

「ううーん ちがいますよーぅ 紳おじちゃんに、この前・・」私は、さっきからしてたんだけど、今なの?

「おぉー やっぱり 着物着て化粧すると絢にそっくりじゃのー 絢が帰ってきたみたいだ なかなかの美人だ なぁ 紳」と、じっちゃんも驚いていた。紳おじちゃんはこの前、お化粧した私を見ているので、笑っているだけだった。

駅まで歩いて行って電車なのだ。途中、じっちゃんとばっちゃんは知り合いに会う度に新年の挨拶をしていて、私のことを自慢げに紹介していて、お決まりの、可愛いネとか絢ちゃんそっくりとか言われていたのだ。紳おじちゃんは、明け方にお詣り済ませたし、これからしばらく寝ると言っていた。

 駅を降りてもすごい人並で私はじっちゃんの袖をしっかりと離さないで歩いていたのだ。商売の神様だからと、お賽銭も紙幣が飛んでいるのを唖然としていたら、祭壇の前では、じっちゃんと逸れてしまって、私は人並に押しつぶされていた。

 自分の思う方に行けなくて、流されるままに・・・。ようやく、人込みを避けて、お守り売り場の横のほうにポツンと立って居たら、ばっちゃんが見つけてくれて

「実海ちゃん あの人は?」

「うん 逸れちゃった」

「もおー しょうがない人ね! 頼りないんだからー」と、ブツブツ言っていて、そのうち、じっちゃんと合流したら、ばっちゃんは小言を言ってるようだった。

 じっちやんが人込みは避けて、さっさと家に帰りたいと言っていたので、お詣りだけで帰ってきた。だけど、帰りにも色んな人に出会って、挨拶をしていたが、私は、じっちゃんは、早く紳おじちゃんとお酒を飲みたいんだろうなって思っていた。

 帰ると紳おじちゃんは起きていて、風呂に入ったんだよと言って、Tシャツ姿だった。ばっちゃんは、早速、お酒の準備をしていて・・・

「ばっちゃん 何 手伝ったらいい?」

「そうだね お着物汚れるし 氷の準備と・・ 最初はビールだから、コップを運んでちょうだいな それと、そこの小鉢と 実海ちゃん 苦しいかい? だっ
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