緑谷出久の暗殺教室43 死神の時間 3時間目
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激しい水の音が聞こえ始めた。
下を見ると、顔の皮が全てない死神と、先程追いかけていた化け物の脳無。そして脳無に首を絞められている烏間とイリーナが見えた。
出久「先生!!!」
死神達の周りは脳無が引き起こしている突風で水が吸い上げられて、水で囲まれていた。
出久(殺せんせーは!?なんでいないんだ!?みんなを非難させているからここにいないのか!?それともあの水の壁で入れないのか!?)
轟「やべえ!!先生達が殺される!!!」
出久「ふざけるな...!させないに決まってるだろ!!!」
出久は飛び降りた。
しかし拳が届く前に、脳無が2人の首を折る方が早いことは、出久が一番分かっていた。
それでも助けないといけない。
だが間に合わない。
止めたい
しかし届かない
届かない
届かない
せめて奴の腕を”捕えれば“
届いてくれ
届いてくれ
この怒りが届いてくれ
出久「あああああああああああ!!!!!!やめろぉぉーーーーーーっ!!!」
そう腹の底から叫んだ。
それに応えるかのように、
右腕から黒い触手のようなものが無数に飛び出して死神と脳無に目掛けて降り注ぎ始めた。
出久「なんだこれっ!?!?ぐぅぅぅ!?!?!?(痛い!!痛い!!さっきまでなんともなかったのに!?)
死神「は?なんごばっ!?!?がはゅ!?!?」
黒い触手もどきはまず死神に何度に攻撃をして叩きのめしていく。同時に脳無の体に巻きつき、触手もどきで脳無の首を絞める。
脳無が苦しさで烏間とイリーナを手放した。
烏間「なんだ!?あれは...緑谷君!?っ!イリーナ!!!」
この攻撃が出久によるものだと理解したが、その瞬間自分達にも触手もどきが降り注いできた。烏間はイリーナを抱えて何とか避ける。
その間に脳無の個性が解除されて周りの水がなくなっていく。
出久「うう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!?!?!?」
触手もどきが脳無を持ちあげて、壁に何度もぶつける。そして最後に頭から地面へと猛スピードで叩きつけようとしている。
脳無「ゴガァァァアア゛ア゛ア゛!!!?!?」
その時苦しみながらのお互いの目が合った。
脳無「ミ゛オ゛イ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!」
首を絞められながらもそう叫んだ脳無は、そのまま頭から地面へと叩きつけられた。
出久は地面に落ちた。しかしそれでも触手もどきは収まらない。
水がようやく引いたため、殺せんせー、生徒達が竜巻の中が見えた。
そこには烏間とイリーナ、ズタボロの死
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