緑谷出久の暗殺教室42 死神の時間 2時間目
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戻りました!檻を開けてみなさんも出口に向かい始めました!』
出久「ありがとう律。それで死神は?」
律『はい、現在は操縦室です。それで今烏間先生達ですが...』
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イリーナ(冷たい血の海が私の日常...裏切られて死ぬのが丁度いい。終われてよかった...陽の当たる世界で...温もりを思い出してしまう前に...)
イリーナがそう思い意識を手放そうとすると、自身に乗っていた瓦礫が動き始めた。
烏間が瓦礫をどかしていた。
烏間「さっさと出て来い、重いもんは背負ってやる」
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一方操縦室では...
死神(どういうことだ...水を流す前に標的の様子を確認しようとしたら...何故全員いない!?何故檻が開いている!!!いや、まて2、3人首輪の爆弾で殺して、アナウンスで脅せば...)
そう考え、スマホで首輪の爆弾を起動させると、誰もいない檻の中で爆発が起きた。
死神(爆弾を外して檻の中に捨てていったのか!?なんて手際だ!標的も人質もいない檻に水を流しても意味がない!烏間のところに戻...ん?なんだスマホが...!?)
死神は持っていたスマホの画面がブレ始め、遂に操作が不可能になった。そして...
律『もうあなたは何もハッキング、起動させることはできませんよ』
死神「なっ!?!?何故だ!?僕のハッキングは完璧だったはず!お前のスペックは理解しているのに!」
律『私のスペック...限界ですか...私のコンビの言動から学んだことから、“限界とは超えるもの”であると認識しています。ですので私のスペックがあなたのスペックを超えたということですよ。残念でしたね、もうあなたに勝ち目はありません』
そう言って律は死神のスマホから消えた。そしてスマホは完全に使えなくなっていた。
死神「予備のスマホ...!っっ!!これも使えない...!!くそっ!!」
死神は標的と人質がいなくなったのであれば、振り出しに戻せばいいと考えていたが、律の行動で振り出しにすら戻れなくなったと分かった。
自分のスマホをハッキングできるのであれば、水を流させないようにしているはずだからだ。
死神「機械風情が...!!烏間と生きているかは知らないがイリーナを人質にして、振り出しに戻す!!!
僕は死神だ!!
死神になれたんだ...!!」
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轟「なあ...あの化け物はどうなったと思う...」
出久「多分生きている...律、化け物の居場所は見つかった?」
律『いえまだです。多分カメラの映らない場所に......』
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出久達は元いた部屋から離れた穴の下......
改造された聴覚で忘れもしない、忘れられるはず
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