緑谷出久の暗殺教室42 死神の時間 2時間目
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簡易的な作りのために、強引に壊して取っても爆発しないため全員外す。
2.菅谷が全員の体育着に壁と同じ色に染色する。
3.岡島が監視カメラの特性に気づいたため、見づらい場所で全員壁に向かって立つ。横並びで全員は立てないので、3段の肩車で並んで壁に擬態する。
4.殺せんせーは全裸になって、生徒達の足元らへんで壁と同じ色に擬態すること。
殺せんせー「先生恥ずかしいですねぇ...」
中村「文句言わない!さあやるよ!」
『いえ!みなさんもう大丈夫ですよ!私が戻りました!』
その声と同時に、檻が上に上がって開いていく。そしてその声はスマホから聞こえてきていた。
原「り、律!!!?元に戻ったんだね!」
律『はい!申し訳ございませんみなさん。ご迷惑をおかけしました...』
片岡「律が開けてくれたんだね、ありがとう」
律『本当はもっと早く開けたかったのですが、死神がみなさんから離れるのを待っていました。脱出ルートをまとめました。出久さん達も同じように出口に向かっています!』
殺せんせー「律さん、緑谷君の最後の行動にはあなたの助けがあったんですよね?」
律『はい、出久さんにここのマップを渡して、壊しても問題ない場所をお伝えしました』
殺せんせー「ありがとうございます律さん、それにしても死神のハッキングをこんな早く対処するとは!」
律『それは出久さんのおかげです...出久さんははっきりと私をコンビだと言ってくれました。私をあんなに信じてくれている出久さんのためになんとかしたいという考えが、ハッキングされていた私の中で芽生えたんです...また私成長できたんでしょうか。
なんとかしたいという“考え”ではなく、
なんとかしたいという“気持ち”かもしれませんね』
殺せんせー「ええ、そうですよ。あなたは確実に成長しています」
律『ありがとうございます!それでは私は出久さんの方に戻ります!コンビですので!コンビなら一緒にいないといけませんから!!』
そう言って律は画面から消えた。
矢田「...すっごくコンビってことを強調してたよね...」
速水「...出久から言われたって...ずるい...」
モヤっとする出久ガール達にそれ以外のメンバーはなんとも言えない顔になっていた。
カルマ「もう十分感情豊かだよね律」
渚「た、確かに...」
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一方出久達は、先ほどの爆発でできた穴から部屋を脱出して出口に向かっていた。
轟「なるほどな。さっきすぐに律が助けてくれたことを俺に言わなかったのは、監視カメラで律の存在をバラさないためか」
出久「うん。死神のハッキングを解除できた律を警戒するだろうし」
律『ただいま
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