緑谷出久の暗殺教室42 死神の時間 2時間目
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「あれは体育祭の時の...!!」
村松「おいおい...!大規模攻撃なんてしたら崩れちまうだろ!」
モニターで見える煙が晴れると、半壊した部屋が。そして...
出久「本当にこの体育着便利だね...ダメージが最小限だ...ガントレットも60までいけるのか...」
轟「緑谷、ここを壊しても周りが誰もいない空洞だってよく分かったな...分かったからこそあんなこと言ったんだろ」
出久「...ちょっとね。後で言うよ」
出久と轟がモニターに映り、2人とも特に大きな怪我もないのが分かった。
奥田「よ、よかったぁ...」
矢田「勝った!勝ったよ!!!」
前原「っしゃあ!!」
死神「......まさか逆に5分であっちが負けるなんて...結構頑張るじゃないか」
この結果は意外だったのか、死神は目を細めてそう呟いた。そして烏間はモニターに映る出久達を見て覚悟を決めた。
以前烏間は上司に政府の見解を知りたくある質問をした。
“生徒の命と引き換えなら殺せる、というときはどうするか”
その時上司は、責任逃れをするかのように、現場監督である烏間に任せると答えた。
烏間(だから俺の判断が政府の見解だ)
烏間は裏拳で死神の顔を殴った。いきなりのことだったが死神はニヤリと笑う。
烏間「日本政府の見解を伝える。ここに来た29人の命は地球よりも重い。それでもお前が彼らごと殺すつもりならば、俺が止める」
生徒達「烏間先生!!!」
殺せんせー(かっこいい...!!!)
烏間「言っていくがイリーナ。プロっていうのはそんな気楽なもんじゃないぞ」
イリーナ「...っ」
死神は瞬時に、烏間の強さを把握した。武装もしているため、対処するのに時間がかかると判断した。
そのため標的の暗殺を優先することにして、部屋を出ていった。
烏間(操縦室で水を流す気か!させるか!!)
烏間はそれを追っていく。
一連の流れを見ていたイリーナは、ハッとして首輪の爆弾を自分で外して、笑みを浮かべる。
イリーナ「確かにカラスマはすごいけど、死神はそれ以上にすごいわ。このタコですら簡単に捕らえたしね」
カルマ「怖くなったんだろ?プロだプロだ言ってたアンタが、ゆる〜い学校生活で殺し屋の感覚を忘れかけてて、俺らを殺してアピールしたいんだよ。私は冷酷な殺し屋よ〜って」
その言葉にイリーナは顔を怒りで歪ませて、外した首輪爆弾を檻に投げつけた。
イリーナ「私の何が分かるのよ...!考えたことなかったのよ!自分がこんなフツーの世界で過ごせるなんて!!!弟や妹みたいなこと楽しくしたり、普通のありきたりのだけど楽しい恋愛相談聞いて、そして私自身が恋愛
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