緑谷出久の暗殺教室42 死神の時間 2時間目
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死神さんに歯向かってじゃねえよ!』
出久「律...君はただのAIなんかじゃない。僕らのクラスメイトで、友達で......そして僕とはコンビなんでしょ。死神なんて僕らの暗殺には必要ないなんてことは分かってるはずだよ」
律『うるせえなぐちぐちと...』
出久「信じてるよ、律」
出久はスマホを胸ポケットに入れて、化け物との戦闘を続ける。化け物は攻撃速度を上げて出久に仕掛ける。
防御しかできなくなった出久はひたすら耐える。轟の氷結でなんとか離れようとしても化け物は追いかけてくる。
轟「こいつ緑谷ばっか狙ってやがる...!俺は眼中にないってわけか...!!」
出久「ぐはっ!?!?」
壁まで吹き飛ばされた出久はそのまま倒れてしまう。
壁にぶつかった衝撃で、スマホや対戦生用ナイフ、銃が落ちてしまった。
出久「っぅ......!っ!!!.........ふふっ...............轟君!氷結でこの場所を凍らせるんだ!!!」
轟「大規模な攻撃をしたらどうなるか...!」
出久「大丈夫!!!注意を逸らすからお願いね!!40%デラウェアスマッシュ!!!」
轟「...わかった!!信じるぞ!!!」
轟は氷結を広がらせて、どんどん部屋を凍漬けにしていく。そして徐々に温度も下がり、この場所のいる全員の動きがぎこちなくなる。
轟「っぅ...!まだか...緑谷...!」
出久「もう、大丈夫...!僕が今から奴をぶっ飛ばすから、そしたら奴に向けて全力で炎を!!」
轟「今の空間でそんなことしたら...!!......いや、やるしかないか...!」
出久は対戦生用ナイフを持って、今出せる殺気を乗せる。そしてOFAを20%に。
ナイフを空中に置くかのように手を離し、化け物の顔の前で猫騙しをした。
「......ギギ...グゲゲゲゲ!!!!」
しかし化け物には全く効いておらず、出久の失敗に醜く笑い始める。
出久「そうだよね...僕が苦しんだり、技を失敗したりすると、いつもお前はそんなふうに笑うよね.........隙だらけで」
「ッッッ!?!?」
出久「わざと失敗し他ことにも気づかないなんて爪が甘いじゃないか!!60%デトロイトスマーーッシュッ!!!!!!」
隙だらけの化け物の腹に鋭い一撃を入れて向こう側の壁に吹き飛ばした。
出久「今だ!!!体育着のフードを被ってなんとか耐えるよ!!!」
轟「ああ!!喰らえ!!!」
轟が放った全力の炎が化け物に当たったと同時に、
大爆発が起きた。
モニターに映った爆発と同時に、殺せんせー達がいる場所でも爆発音、振動が響いてくる。
竹林
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