緑谷出久の暗殺教室41 死神の時間
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せー側からはモニターでよく分からなかったが、出久達はそのナニカをはっきり見た。
軍人用のズボンのみを履き、脳みそが剥き出しの化け物がいた。鋭い牙に長い舌で常に涎を垂らしている。目は憎しみを表しているかのようにギョロッとしている。
出久「あれはイトナ君の時にシロが連れてきたロボットに似ている...それにしても随分傷だらけだ..」
出久の言う通り身体中は傷だらけで、特に傷が深そうなのは“両頬にある引っ掻き傷”である。
その傷を見た出久はある人物を思い出す。
轟「緑谷どうした!?」
出久「う、ううん...少し嫌な人を思い出しただけ......(軍人のズボンにあの傷跡......似てるよな......ははっ、何考えてるんだ僕は)」
化け物「ガ...ガ......ガァァァーーーーーっ!!!!!!!」
化け物が亀裂が走るくらいの力で足を踏み込んだ瞬間、出久達の目の前に移動していた。
出久「なっ!?」
轟「くそっ!!」
轟の氷塊で距離を取ろうとしたが、化け物は簡単に氷を砕いて、その衝撃で2人は吹き飛ばされる。
轟「身体能力はあっちの方が上か...!なんて奴だ......それにそもそもあいつは人間なのか...!?」
出久「やるしかない...!超体育着とこのガントレットでなんとか倒す...!」
OFAを20%まで引き上げる出久。超体育着のサポートのおかげでここまで出せるようになった。
出久「ここで大規模な攻撃はできない...轟君は相手の動きを封じるように動いてくれないかな。僕は近接で戦う」
轟「俺の個性じゃどれも大規模になるからな...だがお前が危険になるぞ」
出久「...大丈夫!」
出久は飛び出してガントレットを使い、右腕を化け物に放った。
出久「40%デラウェアスマッシュ!!!」
化け物の腹部に直撃して化け物は数m後退したが、足は地面についたままで今度は出久に襲いかかってきた。
轟「させねぇ!!」
轟が出久前に氷壁を出した。すぐに壊されるのは分かっているがその一瞬の隙で出久は横に飛んで距離を取った。
氷から出てきた化け物の顔に向けて、右足で踵落としをした。
出久「どうだ...!っ!効いてないか!」
顔に直撃したがそれでも化け物は憎悪の目を向けて攻撃を仕掛けてくる。
出久は腕を前で交差させて化け物の拳を受け、そのまま壁まで吹き飛ばされてしまう。
出久「がふっ...!(ガントレットと超体育着のおかげでダメージは少ない...でもどうする...これ以上の出力で戦うとここが崩れちゃうかもしれない...!)」
轟「ならこっちはどうだ!!」
轟が炎を出し、化け物は炎に包まれる。だが火傷一つ負っておらず長い舌
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