緑谷出久の暗殺教室41 死神の時間
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
人だけ別室らしいの...」
死神「ここは洪水対策で造った地下放水路さ。密かに僕のアジトと繋げておいた」
死神の作戦はこうだ。
操作室で指示を出せば、近くの川から毎秒200トンの水がここに流れ込む。その水圧で動けなくして、対先生用物質の鉄格子の檻に押し付けてところてん状態する。
烏間「まて!生徒達も殺す気か!!!」
死神「当然さ今更待てない」
烏間「イリーナ!」
イリーナ「......っ...プロとして判断したまでよ...」
殺せんせー「ヌルフフフフ...確かに厄介ですが、ついに私はそれを克服しました!初めて見せますよ...私のとっておきの体内器官を!」
と言って、舌で檻を舐め始めた。
木村「いや確かに初めて見たけど!?」
殺せんせー「消化液でコーティングしています。半日もあればこんな檻」
生徒達「遅えよ!!!」
死神「言っとくけどそれ続けたら生徒達の首輪爆破させるよ」
殺せんせー「えぇそんなぁ!!!」
死神「じゃあ次に緑谷君と轟君のことを教えてあげるよ。そこのモニターを見ようか」
檻の外の複数あるモニターの一つの画面が変わる。
そこには化け物と戦っている出久と轟がいた。
モニターが小さいため見辛い。
しかしそれでも分かるのは、その化け物は体が黒く、ズボンのみ履いている。そして異形型の顔。何より驚くのが脳みそをむき出しになっていることである。
殺せんせー「っ...!!」
速水「なにあれ...!?」
化け物は身体能力が高く、轟の氷を最も簡単に破壊するパワー、出久以上のスピードを持っている。
不破「出久君も轟君もやばいじゃん...!」
モニターで見ている限り出久と轟が圧倒的に不利な状況なのがわかる。
そして出久が化け物に関節を決められて苦しみ始める。
神崎「出久君!!」
イリーナ「...ねえ...私あの化け物のこと聞いてないんだけど?」
死神「君は殺せんせーを捕まえるために協力しているんだ。あれは別の依頼さ」
烏間(イリーナも知らなかったのか!?そもそも誰が奴に依頼を!)
死神「まあちょっと見てみようか。ヒーロー志望の子達の最期を」
数分前、出久達が死神について行った時...
死神「さあここだよ」
死神に連れてこられたのは、広く特に武器など何もない部屋だった。ただ奥には黒い布を被ったナニカが置いてあった。
死神「ここは昔使われていた貯水槽を改造したんだ。じゃああとはアレと宜しくね」
死神は出て行ってドアを閉め、気配が消えてしまう。すると黒い布を被っているナニカが動き始める。その中から黒色の太い両腕が出てきて、黒い布を引き裂いた。
殺せん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ