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暗殺教室 in Hero
緑谷出久の暗殺教室41 死神の時間
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人だけ別室らしいの...」

死神「ここは洪水対策で造った地下放水路さ。密かに僕のアジトと繋げておいた」

死神の作戦はこうだ。

操作室で指示を出せば、近くの川から毎秒200トンの水がここに流れ込む。その水圧で動けなくして、対先生用物質の鉄格子の檻に押し付けてところてん状態する。

烏間「まて!生徒達も殺す気か!!!」

死神「当然さ今更待てない」

烏間「イリーナ!」

イリーナ「......っ...プロとして判断したまでよ...」

殺せんせー「ヌルフフフフ...確かに厄介ですが、ついに私はそれを克服しました!初めて見せますよ...私のとっておきの体内器官を!」

と言って、舌で檻を舐め始めた。

木村「いや確かに初めて見たけど!?」

殺せんせー「消化液でコーティングしています。半日もあればこんな檻」

生徒達「遅えよ!!!」

死神「言っとくけどそれ続けたら生徒達の首輪爆破させるよ」

殺せんせー「えぇそんなぁ!!!」

死神「じゃあ次に緑谷君と轟君のことを教えてあげるよ。そこのモニターを見ようか」

檻の外の複数あるモニターの一つの画面が変わる。


そこには化け物と戦っている出久と轟がいた。

モニターが小さいため見辛い。

しかしそれでも分かるのは、その化け物は体が黒く、ズボンのみ履いている。そして異形型の顔。何より驚くのが脳みそをむき出しになっていることである。


殺せんせー「っ...!!」

速水「なにあれ...!?」

化け物は身体能力が高く、轟の氷を最も簡単に破壊するパワー、出久以上のスピードを持っている。

不破「出久君も轟君もやばいじゃん...!」

モニターで見ている限り出久と轟が圧倒的に不利な状況なのがわかる。

そして出久が化け物に関節を決められて苦しみ始める。

神崎「出久君!!」

イリーナ「...ねえ...私あの化け物のこと聞いてないんだけど?」

死神「君は殺せんせーを捕まえるために協力しているんだ。あれは別の依頼さ」

烏間(イリーナも知らなかったのか!?そもそも誰が奴に依頼を!)

死神「まあちょっと見てみようか。ヒーロー志望の子達の最期を」



数分前、出久達が死神について行った時...

死神「さあここだよ」

死神に連れてこられたのは、広く特に武器など何もない部屋だった。ただ奥には黒い布を被ったナニカが置いてあった。

死神「ここは昔使われていた貯水槽を改造したんだ。じゃああとはアレと宜しくね」

死神は出て行ってドアを閉め、気配が消えてしまう。すると黒い布を被っているナニカが動き始める。その中から黒色の太い両腕が出てきて、黒い布を引き裂いた。

殺せん
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