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緑谷出久の暗殺教室37 理由とコードネームの時間
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いただきます」


原「えっ、じゃあみんな、その言葉で作ってきたってことはさ、中身全部...」

原の言う通り、出久の机には

カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼

出久「凄い...」

村松「これで緑谷の好物を誰が一番美味しく出来たか審査できるんじゃね?」

その言葉に出久ガールズが出久を囲む。

愛美「あ、あんまり料理には慣れてないんですが、食べてください!」

ひなた「頑張ったんだから!」

カエデ「なるべくだけど残さないでね?」

出久「...は、はい...」


轟「どうなってるんだ...?」

前原「緑谷はな、原さんと狭間以外の女子から告白されてんだよ。選ばれるのは1人だから、ああやってアピール勝負してるってわけ。つまりハーレム」

轟「そ、そうなのか...緑谷が好かれたのは、行動とか言葉の影響か?」

磯貝「そうだな。緑谷のヒーローとしての優しさと強さに惹かれたんだって」


轟「そうか...なら納得できる。緑谷がモテるのは当然だと」

吉田「...お前本当に性格変わったな...」

轟「そうか?」


その後、出久は審査しながら全てのカツ丼を食べたが、腹痛でダウンし、午後の授業が受けれなかった...



放課後...

出久「やっとお腹が...治ってきた...」

渚「お、おつかれ...」


寺坂「おい轟」

寺坂が轟に話しかけた。

否、話しがあるのは寺坂以外もだ。轟にある事を聞くために。

寺坂「お前、いきなりE組に来たがよぉ。昔何があったんだよ。解決できたのは知ってるけど、俺らには何も言うつもりはないのか」

轟「...」

磯貝「寺坂言い方が...寺坂は緑谷にだけ言って、同じクラスメイトの俺らには相談しないのかって言いたいんだよ」

寺坂「て、てめ!」

狭間「正直に言えば良いのに」

磯貝「まあ俺らも気になってたんだ。エンデヴァーとの間に何かがあったのはなんとなく分かるけど...E組に入るきっかけになった緑谷には何を言ったのかが...」

轟「ああ...お前ら、前の俺が尖っていたとか色々言ってるもんな。迷惑をかけた...お前らには言わないとダメだな」

出久「...いいの?」

轟「ああ...もう俺は前とは違う」

前原「あー...なんか言いたくなかったなら良いんだぜ?でも気になってよ、あの戦いでどうしてあんなにぶつかり合ったかを...」

轟「いや、言う...」


轟は話した。


個性婚、


母に熱湯を浴びせられた事、


自分はオールマイトを超えるために産まされた仔だと...


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