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緑谷出久の暗殺教室36 第二の刃の時間
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..なぜ他人のためにそこまでできるんだ...!?)


カエデ「炎を使わせた...これって...」

渚「これが緑谷君がしようとしていたことだと思う...」


轟「勝ちてぇくせに...ちくしょう...敵に塩を送るなんて、どっちがふざけてるって話だ...!俺だって...ヒーローに...!」

出久「やっと全力を出してくれたね...カッコイイよ...轟君!!」




エンデヴァー「焦凍ォォォォォ!!!」

エンデヴァーの急な登場で一同は驚く。

エンデヴァー「やっと己を受け入れたか!!そうだ!!良いぞ!!ここからがお前の始まり!俺の血を持って、俺を超えて行き...俺の野望をお前が果たせ!!」


出久「轟君は今、“轟焦凍”として新しい一歩を踏み出したんだ...エンデヴァーは邪魔しないでもらえますか!!」

エンデヴァー「なっ...!貴様!」

浅野「いくら父親でもこれ以上の干渉は妨害となりますよ」

エンデヴァー「っ!?ちっ!」

出久(...浅野君、ありがとう)


殺せんせー「皆さん分かりましたよね...緑谷君は最初から彼を救おうと戦っていたんです...彼らしいですねぇ」



出久「全力には全力で応える!!!」

出久は右腕にOFAの力を溜め始めた。

轟「どうなっても知らねえぞ...!!」

この2人を見た浅野がすぐさま放送席に向かった。

浅野『全員もっと離れるんだ!!巻き込まれるぞ!!!!』

あの浅野の焦った声で生徒、先生は全員全力で下がり始めた。

轟は大量の氷を放出して出久に攻撃を始めた。それを出久が上に飛んで避け、そのまま轟に向かっていく。


出久「全力で...“殺す気”でかかってこい!!」


轟が炎を限界まで放出させ始める...


轟「緑谷...ありがとな」


出久の100%と轟の全力がぶつかった。

強烈な爆風と共に、辺りにあったものは吹き飛ばされていく...


それが止んだ時...観客はすぐに結果を見に行った。煙でほとんど見えない状況だった。

荒木『み、見えない...』

浅野『冷やされた空気を熱したせいだな...』


そして煙が晴れていき、場外で倒れているのが1人...そして立っているのが1人...


荒木『っ...!轟君気絶...!緑谷の勝ち!』


出久「やったぞ...!!」

ボロボロになった右腕は上げられないので、左腕を上げて勝利を喜んだ。

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凛香「また無茶をした」

出久「いひゃいいひゃい!ほっへをひっはらはいへ〜」

有希子「右腕大丈夫...?」

出久「いてて...うん、前に比べたら痛みはそこまで...」

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