緑谷出久の暗殺教室36 第二の刃の時間
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母さんの力で...!」
出久「轟君...君は左をエンデヴァーの力だと思ってるんだね...」
轟「だから母さんは俺に...!」
出久「確かにお母さんにはそう見えてしまったかもしれない...けどね、僕は君のその力をエンデヴァーの力だとは思わない...それは君の持つ刃だよ」
轟「な、何言って...」
出久「氷が君の第一の刃なら...炎は第二の刃だ...僕の担任が言っていたんだ、第二の刃を持てと......一つだけじゃ...氷だけじゃ限度があるって、今実感してるよね...
エンデヴァーとか関係ない!それは君だけが持つ刃だ!!!」
出久の言葉が校庭に響く...殆どの生徒が意味を理解していないが、E組は出久の言葉を聞き逃さないように黙った...
轟「や、刃...?俺だけが持つ...?俺だけが...」
出久「轟君!君はなんでヒーローになりたいの!?辛い思いをしているのになんで!?」
轟「俺が...ヒーローになりたい理由...」
『ふふっ、焦凍はこのヒーローが好きなのね...』
『なんて言うヒーロー?』
『オールマイトっていうヒーローだよ』
轟「そう...だ...あの時から...ヒーローを知ったんだ...」
出久「僕も散々夢をバカにされてきた...けど今は違う...僕はオールマイトのようなヒーローに...自分がなりたい自分を目指す!!」
轟「な、なりたい自分に...!」
轟は幼い頃、母と一緒に見ていたテレビで言っていたオールマイトの言葉を思い出した...
AM『個性とは、親から子へと受け継がれていきます。しかし本当に大事なのは、繋がりではなく“自分の血肉”。自分であることを認識すること...そういう意味もあって、私はこう言うのさ...
私が来た!ってね』
『焦凍...ーーーーー』
轟(そうだこの後母さんは...確か...)
出久「轟君はこのまま縛られたままでいいのか!?なりたい自分はなんだ!!
その炎は!
その刃は!!
君の!!!!!
力じゃないか!!!!!」
轟(っ!!そうだ...俺は...!!俺は...!!!)
『ヒーローになりたいんでしょう?良いのよお前は......血に囚われることなんかない』
轟(忘れてしまっていた...)
『なりたい自分に、なっていいんだよ』
その瞬間、轟の体から爆炎が上がった...!
出久「...!轟君...!」
荒木『轟が左を使った......!?いや...使わせた方が正しいのか...』
浅野(緑谷...お前が勝負を長引かせたのは轟を救うために...!?なぜ.
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