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暗殺教室 in Hero
緑谷出久の暗殺教室36 第二の刃の時間
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た。そして右腕で腹に一撃を入れた。

轟「おぇ!?!?がっ!?」

場外になりそうだったが、なんとか氷を出して防いだ。

轟「くそぉ!!!!」

再び氷山を作るレベルの氷が出久に襲い掛かるが...

出久「うぉぉぉぉぉおおおお!!!!!」

連続で腕を振るい、氷を破壊していく。轟の体に大分霜がついてしまったところで氷を止めた。

出久「震えてるね。個性も身体機能の一つ...でも左の熱を使えば解決できるよね...?」

轟「うぉぉぉ!!!」

再び氷を出すが、先ほどよりも威力は下がっている。それも破壊する出久は...

出久「...一旦冷静になろうか......轟君...」

轟「...っ!?」

出久(今の轟君を冷静にさせるには、ヒーローの戦いは一旦やめる...)

出久の目は冷たかった...

そして右手には氷の破片...ナイフのように尖っている。

その姿はヒーローではない...




暗殺者である。

轟の目線が殺気がこもって凶器と化している氷を見ている。

渚「あれって...!!でも彼には殺される恐怖が...」

殺せんせー「いえ、あれでいいんです。緑谷君の目的は彼を止めるためです」


出久(渚君が言っていた...凶器を...空中で置くかのように...)

持っていた氷が地面に落ちていく...轟はそれを目で追ってしまう...

出久(今の君は狂気に囚われてる...さあ目を覚ませ!!)


“パァン!!”


猫騙しにより轟の頭の中が一瞬消し飛んだ...


轟「がっ...!?かはっ...はぁ...はぁ...!?な、にが...!?」

出久「冷静になった...ようだね」

轟「はぁ...!はぁ...!?(頭ん中のこんがらがってた感じが消えた...!)」

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學峯「...私の言葉の効果を薄めたか...」

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出久「もう一度聞くよ。個性も身体機能の一つ...左の熱を使えば解決できるよね」

轟「...左は使わねえ...右だけでも俺は...」

出久「僕は一度も怪我をしていない...それでも使わないと...?僕言ったよね、“全力”で来てって...僕も全力を出してないんだよ?」

轟「っ...!?」

出久「自損覚悟ならだけどね...どうする...轟君は...このままでいいの?」


轟「黙れ!!!」

轟の声が響く...そして氷を出してきて、出久は後ろに下がった。

寺坂「あのまま押し込めば場外だったのに...!」

磯貝「緑谷...お前は何をしようと...?」



轟「金でも握らされたか...!」

出久「違う」

轟「っ...お、俺は...
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