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緑谷出久の暗殺教室35 リーダーの時間
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イケてねーわ全然!!!」
 
 
磯貝「ええ!?」
 
三村「何自分に酔ってんだアホ毛貧乏!!」
 
磯貝「アホ毛貧乏!?」


前原「難しく考えんなよ。A組のガリ勉共に棒倒しで勝ちゃ良いんだろ?楽勝じゃんか!」
 
前原はそう言うと、対先生ナイフを机の上に立てる。次々とそこに手を重ねていく。
 
三村「むしろバイトが奴らにバレてラッキーだったね」
 
寺坂「日頃の恨み、まとめて返すチャンスじゃねーか」
 
吉田「倒すどころかへし折ってやろーぜ!」

杉野「なあイケメン!」


出久「磯貝君、この戦いは殺せんせーを殺すよりも簡単だよ。それにいつも通りクラスのみんなで戦う...君1人で考える必要はない、困った時こそみんなで考えよう!そして勝とう!」

磯貝「お前ら...!」

男子全員がナイフに手を置いた。

磯貝「よっし、やるか!!」
 
一同「おう!!」
 
 
殺せんせー「(普段の行いですねぇ。イケメンも高い能力も彼の一番の強みではない。決して傲らず、地味な作業も買って出て、自分の事よりクラスの調和を第一に考える。積み重ねて身につけたのが“人徳”...リーダーには最も大事な資質です)どうれ。イケメン同士私も一肌脱ぎますかねぇ!」

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A組では...

浅野「僕の指示に従えば必ず勝てるよ」

浅野がそれぞれに棒倒しでの作戦を書いた紙を渡している。

浅野「...轟、君も今回ばかりは協調性を持ってもらうぞ」

轟「...仲良しごっこ...ってわけでもなさそうだしな...」

轟は紙を受け取った。


瀬尾「ちっ、感じ悪いな相変わらず...」

榊原「いつも何かに怒っているからねぇ」

浅野「...」

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出久「さて...やるか!」

出久が出るのは個性ありの400m走...この種目だけは個性を使ってもいいのだ。

出久(せめて1......4いや、15%はできるようにしたいな。体少し痛むだろうけど、動けないわけじゃない...やるぞ!!!)

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そして当日...体育祭が始まった。

100m走

荒木『100m走はA、B、C、D組がリードを許す苦しい展開!!負けるな、我が校のエリート達!』

杉野「体育祭でも相変わらずだよな...」
 
ひなた「でもいるじゃん。うちらにも味方が」
 
 
殺せんせー「ふぉぉ!カッコいい木村君!もっと笑いながら走って!!」

出久「殺せんせーのおかげで明るい感じだけど...国家機密なんだよなぁ...」

陽菜乃「でもトラック競技、木村ちゃん以外苦戦してるね〜」
 
出久「2位は取るけど陸上部とかには惜しい
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