緑谷出久の暗殺教室33 疑問の時間
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て烏間先生の部下をお借りしてね。この対先生シーツの檻の中まで誘ってもらった。君の生徒が南の島でやった方法だ。当てるよりまずは囲むべし」
出久「...やっぱりお前か、シロ!!!」
シロ「やあやはり来たんだねヒーロー志望の緑谷君。さぁ殺せんせー。最後のデスマッチを始めようか」
すると上の空いていた部分から、イトナが触手に防具らしきモノをつけながら攻撃を始めた。
シロ「まずフィールドを劇的に変化させ、それから襲う。当てるよりまずは囲うが易し。君達の戦法を使わせてもらったよ」
出久「全部計画通りってわけか...」
シロ「そういう事。街で下着ドロを重ねたのも...殺せんせーの周囲に盗んだ下着やら色々と仕込んだのもね。この彼を責めてはいけない。仕上げとなるこの場所だけは、下着ドロの代役が必要だったもんでね」
鶴田「すまない。烏間さんの更に上司からの指示だ...やりたくないが...断れなかった」
出久「人を無理やり...!」
シロ「生徒の信頼を失いかければあの怪物は慌てて動く。そこにきて巨乳アイドルの合宿という嘘情報。多少不自然でも飛び込んできてしまうあたりが間抜けだねぇ」
出久「...」
シロ「それが大人ってものさ。そうだ!中の様子が見えないと不安だろう。私の戦術を細かく解説してあげよう...シーツに見せて囲ったのは対先生繊維の強化布。とても丈夫で戦車の突進でも砕けない。独特の臭いは洗剤臭でごまかせた。そして、イトナの触手に装着したのは、刃先が対先生物質で出来たグローブ。高速戦闘に耐えられるよう混ぜ物をしてあるので、君達が使うナイフと比べて効果は落ちるが、触手同士がぶつかる度じわじわ一方的にダメージを与える。
そしてイトナの位置取り。常に上から攻撃して標的を逃がさない。これで仕留められないようではね...」
イトナ「くそっ...くそっ!!」
聞こえてきた声はイトナの焦る声。そしてシロは気づいた。全くシーツの中が揺れていない事を。殺せんせーが慌ててない事を。
殺せんせー「見事ですイトナ君。一学期までの先生ならば殺られていたかもしれません。でもね、君の攻撃パターンは単純です。いかに速くても、いかに強くても、いかに保護者が策を積み上げても、いかにテンパりやすい先生でも、3回目ともなればすぐに順応して見切ることが出来るのです。それに今回の作戦は貴方達が絡んでいることは予想済みでしたからねぇ」
イトナ「バカな...こんなはずが...!?」
殺せんせー「イトナ君。先生だって学習するんです。先生が日々成長せずして、どうして生徒に教える事が出来るでしょうか」
出久「流石殺せんせー...!」
殺「さて、厄介な布の檻を始末しますか。夏休みの完全防御形
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