緑谷出久の暗殺教室32 カエデ+鬼ごっこの時間
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茅野は胸に痛みを感じながら帰路に着いた...
それは罪悪感からくるものなのか...
それとも...
フラグ? 茅野カエデ?
そして遂に実行する日が来た。
殺せんせーは巨大プリンを前に感動のあまり涙を流している。
カエデ「廃棄卵を救いたかっただけだから」
殺せんせー「茅野さんっっっ!」
磯貝「では俺たち英語の授業があるので」
殺せんせー「あぁ!!夢が叶ったぁぁ!!」
殺せんせーは巨大プリンをマッハで食べ始めた。そして避難するために一同が教室に入った。
爆破のタイミングを外さないために皆がプリンを眺める。
プリンの底にはリモコン爆弾と観察カメラがセットしており、リモート起爆のタイミングは、周りのプリンが無くなってゆき、暗闇の画面に光が映った時である。
カエデ「...プリン...爆破」
この時、茅野は思い出してしまった...
プリン計画を立ててから、何度も実験を重ね、何度も何度も練り直して、やっとの思いで完成させたプリンであることを...
カエデ「ダメだぁぁぁぁぁ!!!!!」
一同「ええっ!?」
カエデ「愛情こめて作ったプリンを爆破なんてダメだぁ!!!」
杉野「ちょ、落ち着け茅野!!」
寺坂「プリンに感情移入してんじゃねぇ!」
カエデは寺坂に抑えられても暴れ続ける。
カエデ「嫌だ!ずーっとこのまま!校庭でモニュメントとして飾るんだ!」
一同「腐るわ!!!」
殺せんせー「ふぅ、ちょっと休憩」
先程までプリンを食べていた殺せんせーが、教室内に現れたのだ。しかも爆弾と起爆装置を外して...
殺せんせー「異物混入を嗅ぎとったのでねぇ。土を食べて地中に潜って外してきました。プラスチック爆弾の材料には強めの匂いを放つものもある。先生の鼻にかからない成分も研究してみてください竹林君」
竹林「はい...」
殺せんせー「そして、プリンは皆で食べるものですよ。綺麗な部分をより分けておきました!」
殺せんせーは全員に均等にプリンが乗っている皿を渡した。
殺せんせー「ただし。廃棄される予定の卵を食べてしまうのは、厳密には経済のルールに反します。食べ物の大切さと合わせて、次の公民で考えましょう」
一同「はーい」
渚「惜しかったね茅野。むしろ安心した?」
茅野「あはは...」
渚「でも、茅野がここまで徹底してやるとは思わなかったな」
茅野「ふふ…本当の刃は親しい友達にも見せないものよ!また殺るよ。プリンマニアもE組ここでは立派な暗殺者!ぷるんぷるんの刃だったら、他にも色々持ってるから!」
桃花「かっこいい
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