暁 〜小説投稿サイト〜
暗殺教室 in Hero
緑谷出久の暗殺教室32 カエデ+鬼ごっこの時間
[3/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

茅野は胸に痛みを感じながら帰路に着いた...

それは罪悪感からくるものなのか...



それとも...


フラグ? 茅野カエデ?





そして遂に実行する日が来た。

殺せんせーは巨大プリンを前に感動のあまり涙を流している。

カエデ「廃棄卵を救いたかっただけだから」

殺せんせー「茅野さんっっっ!」

磯貝「では俺たち英語の授業があるので」

殺せんせー「あぁ!!夢が叶ったぁぁ!!」

殺せんせーは巨大プリンをマッハで食べ始めた。そして避難するために一同が教室に入った。

爆破のタイミングを外さないために皆がプリンを眺める。

プリンの底にはリモコン爆弾と観察カメラがセットしており、リモート起爆のタイミングは、周りのプリンが無くなってゆき、暗闇の画面に光が映った時である。
 
カエデ「...プリン...爆破」
 
この時、茅野は思い出してしまった...

プリン計画を立ててから、何度も実験を重ね、何度も何度も練り直して、やっとの思いで完成させたプリンであることを...
 
カエデ「ダメだぁぁぁぁぁ!!!!!」
 
一同「ええっ!?」
 
カエデ「愛情こめて作ったプリンを爆破なんてダメだぁ!!!」
 
杉野「ちょ、落ち着け茅野!!」

寺坂「プリンに感情移入してんじゃねぇ!」

カエデは寺坂に抑えられても暴れ続ける。


カエデ「嫌だ!ずーっとこのまま!校庭でモニュメントとして飾るんだ!」

一同「腐るわ!!!」


殺せんせー「ふぅ、ちょっと休憩」

先程までプリンを食べていた殺せんせーが、教室内に現れたのだ。しかも爆弾と起爆装置を外して...

殺せんせー「異物混入を嗅ぎとったのでねぇ。土を食べて地中に潜って外してきました。プラスチック爆弾の材料には強めの匂いを放つものもある。先生の鼻にかからない成分も研究してみてください竹林君」
 
竹林「はい...」
 
殺せんせー「そして、プリンは皆で食べるものですよ。綺麗な部分をより分けておきました!」
 
殺せんせーは全員に均等にプリンが乗っている皿を渡した。
 
殺せんせー「ただし。廃棄される予定の卵を食べてしまうのは、厳密には経済のルールに反します。食べ物の大切さと合わせて、次の公民で考えましょう」
 
一同「はーい」


渚「惜しかったね茅野。むしろ安心した?」
 
茅野「あはは...」
 
渚「でも、茅野がここまで徹底してやるとは思わなかったな」
 
茅野「ふふ…本当の刃は親しい友達にも見せないものよ!また殺るよ。プリンマニアもE組ここでは立派な暗殺者!ぷるんぷるんの刃だったら、他にも色々持ってるから!」


桃花「かっこいい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ