緑谷出久の暗殺教室31 竹林の時間
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。弱い事に耐え、弱い事を楽しみながら、強い者の首を狙う生活に戻ります』
竹林はスピーチ原稿の下から、學峯が取った表彰の盾を取り出した。
竹林『理事長室からくすねてきました。私立学校のベスト経営者を表彰する盾みたいです。理事長は本当に強い人です。全ての行動が合理的だ』
竹林は懐から木製のナイフを取り出し、盾に向かって振り下ろし、盾はバラバラに砕け散った...
竹林『浅野君の言うには、過去これと似たようなことをした生徒がいたとか。前例から合理的に考えれば......
E組行きですね。僕も』
竹林はそう言って、退場しようとした。
浅野「待てよ...!救えないな君は...!強者になる折角のチャンスを与えてやったのに」
竹林「強者?怖がってるだけの人に見えたけどね。君も、みんなも」
浅野「っぅ...!!!!」
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朝会が終わり、体育館から出始める。
出久「竹林君戻ってくるね!」
渚「うん...!」
茅野「ねえねえ、あのお人好しって緑谷君でしょ!」
出久「えっ、どうして...」
杉野「いやいや、みんな分かったよ」
前原「さっすがヒーロー志望だな!」
轟「そうかお前がか...」
E組に近づいてくる轟...出久は一歩前に出た。
出久「僕は緑谷出久...よろしく」
轟「......お前には負けねえ...」
そう言って轟は行ってしまった。
陽菜乃「本当に感じ悪いね〜...」
出久「...(轟君からは怒りが目に見えていた......けど...苦しんでる...?)」
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烏間「二学期からは、新しい要素を暗殺に組み込む。そのひとつが火薬だ」
前原「か、火薬!?」
烏間「そのパワーは暗殺の上で大きな魅力だが、寺坂君達がやったような危険な使用は絶対禁止だ」
寺坂「うっ...」
烏間「そのためには、火薬の安全な取り扱いを1名に完璧に覚えてもらう」
そう言うと烏間先生は、参考書ほどのページ数がある本3冊と、分厚い本1冊を取り出した。
烏間「俺の許可と、その1名の監督が火薬を使う時の条件だ。さぁ誰か覚えてくれる者は?」
出久でも苦笑いするぐらいだ。全員が嫌がる。そんな中1人、烏間から本を受け取った。
「勉強の役に立たない知識ですが、まぁこれもどこかで役に立つかもね」
烏間「暗記できるか?...竹林君」
竹林「ええ。二期OPの替え歌にすればすぐですよ」
出久(お帰り竹林君!!!)
こうして二学期の暗殺教室が始まった。
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