緑谷出久の暗殺教室31 竹林の時間
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の内容は嘘しかなく、E組を監視して再教育するという内容だった。
E組管理委員会を作るという...
弱者から強者になれる。そう考えたが、本当にいいのだろうかと、ずっと悩んでいる。
そして気づいた...
竹林「警察呼びますよ、殺せんせー」
殺せんせー「にゅやッ!?な、なぜ闇に紛れた先生を!?」
曲がり角からガッツリ見ている殺せんせーを見つけた...
竹林「何の用ですか?殺しとはもう無縁な僕に」
そう答えた、次の瞬間...眼鏡を奪われて何故か髪型を整えられて化粧を施された。
殺せんせー「ビジュアル系メイクです。君の個性のオタクキャラを殺してみました」
竹林「こんなの僕じゃないよ...」
微塵も元の要素がないと引いていると、すぐに殺せんせーが元に戻した。
殺せんせー「竹林君、先生を殺さないのは君の自由です。でもね、“殺す”とは日常に溢れる行為ですよ。現に家族に認められるためだけに、君は自由な自分を殺そうとしている」
竹林「...」
殺せんせー「でも君ならいつか、君の中の呪縛された君を殺せる日が必ず来ます。それだけの力が君にはある。焦らずじっくり殺すチャンスを狙ってください。相談があれば闇に紛れていつでも来ます」
そうして殺せんせーは立ち去っていった。
竹林は自分のしたいことを考えた...
次の日の朝会...
壇上に竹林が上がった。
狭間「はぁ…?」
莉桜「また竹林がスピーチ…?」
千葉「胸騒ぎがする」
杉野「えっ?」
千葉「竹林から…殺気を感じるんだ。大事なものをめちゃくちゃに壊してしまいそうな...」
出久(竹林君...!?)
竹林『僕のやりたい事を聞いてください...僕のいたE組は、弱い人達の集まりです。学力という強さが無かったために、本校舎の皆さんから差別待遇を受けています。
でも。僕はそんなE組が、メイド喫茶の次くらいに居心地良いです』
この言葉に學峯と浅野...そして全校生徒が固まった。
竹林『僕は嘘をついていました。強くなりたくて...認められたくて...でも、E組の中で役立たずの上裏切ったの僕のことを、クラスメイト達は気にかけ、様子を見に来てくれた。
先生は、僕のような要領の悪い生徒でもわかるよう、手を替え品を替え工夫し、教えてくれた。
家族や皆さんが認めなかった僕のことをE組の皆は同じ目線で接してくれた。
それに僕のことを友達だとはっきり言ってくれるお人好しもいます』
出久「っ!!」
竹林『世間が認める明確な強者を目指す皆さんを、正しいと思うし、尊敬します。でも、僕はもうしばらく弱者でいい
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