緑谷出久の暗殺教室31 竹林の時間
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を取って…E組から脱けれること。“頑張ったじゃないか。首の皮一枚繋がったな”...その一言をもらうために、どれだけ血を吐く思いで勉強したか...!
僕にとっては、地球の終わりよりも、100億よりも、家族に認められる方が大事なんだ。
裏切りも恩知らずも分かってる。君たちの暗殺が上手くいくことを祈ってるよ」
竹林は後ろを振り向き、この場から去っていく。
渚「ま、待ってよ竹ば…」
神崎「...やめてあげて渚君」
渚「...神崎さん」
竹林を追おうとする渚を神崎が引き止めた。
神崎「親の鎖って、凄く痛い場所に巻きついてきて離れないの。だから、無理に引っ張るのはやめてあげて」
何人かには、呪いがかけられてる。竹林君が、その呪いに殺されていくように感じた。呪いの解き方を…学校の授業は教えてくれない...
出久「...」
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出久は一人で竹林を追いかけた。
出久「竹林君!」
竹林「...緑谷。まだ何か用事...?」
出久「...えっと、A組に少しいたから分かるんだけどさ...本当にE組とは違う」
竹林「僕が追いつけていけないとでも?」
出久「ううん。...逆だと思う」
竹林「…?」
出久「竹林君。僕らはクラスが変わっちゃった。けど困ったことがあったら連絡でもなんでもしてね?僕が言いたかったのはこれだけ!じゃあね!」
竹林「待ってくれ、どうしてそういう風に」
出久「...友達だからかな?」
出久は帰って行った。竹林は出久の言葉が頭に響く...
竹林「本当にお人好しだ...」
そして次の日、竹林は出久の言っていたことを理解するのであった...
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竹林はA組にきてから最初の授業で周りから頑張れなどの言葉をもらっていた。
そして授業が始まった。
「おいみろよ...早速竹林手が止まってるぞ」ボソッ
「E組とはまるでペースが違うもん」ボソッ
「やばっ、もう消し始めてる!」
「A組にいる間は仲間だけど、俺らが堕ちちゃったら意味にねえよ...」
竹林(これがA組の授業...!?E組じゃ一学期でやったとこだぞ...!?しかもやたらと非効率的だ。早口で黒板に書いては消して、生徒の都合は一切無視。着いてこれない奴をふるい落とすための授業じゃないか)
今日一日中がこのような授業で。放課後に...普段は暗殺やメイドカフェに行っていた。A組のクラスメイトに何処か行かないかと誘ったが、ほとんどの者が塾に行ってしまった。
竹林(...なるほど、緑谷が言っていたのはこういう事か...A組にいたからこそ、E組の良さをよく分かっていたんだな...)
下駄箱から出て、横の草
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