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緑谷出久の暗殺教室30 準備の時間
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!)

出久は構えをやめて、息を吐く...そして自然体となる...

(っ!!雰囲気が変わった!そういや暗殺者として学んでいたんだよなぁ、来いよ!!)

出久(............)

お爺さんが出久の死角から狙おうと近づき始める。


出久(殺そうとは微塵もないらしいけど、倒そうとする殺気を感じる......ここだ!!!)


出久は振り向いて“猫騙し”をした。

(ぐっ!?!?意識がほんの一瞬だけ途切れた!?)

出久(ダメだ、失敗した!!けど、一瞬怯んだ!今がチャンスだ!!!)

出久はお爺さんを捕まえようと手を伸ばした。しかし小回りをされて、出久の背後の方へ飛んでいった。

出久「くそっ!!」

「合格だ。本当に俊典のやついいのを見つけたぜ。おい、いつまでそこにいるんだ!!」

出久「??っ!!オールマイト!!」

影からコソコソとオールマイトが出てきた...

AM「お、お久しぶりです先生...」

出久「先生!?!?」



AM「この方は“グラントリノ”...私の先生であり、お師匠の友だった人だ」

グラントリノ→GT「まあそんな感じだ」

出久「マジか...!?オールマイトの先生に会えるなんて光栄です!!あ、あの、オールマイトとの特訓はどんな感じだったんですか!?」

AM「...」ガクガク...

オールマイトは顔を青くして震えていた...

GT「ん?只ひたすら実践よぉ、なあ?」

AM「は、はい......な、何度もももももんdksbksjdんdbdっk」

出久「オールマイトが怯えている...!?」

GT「何してんだ俊典。ただ毎日ゲロ吐かせただけだろ」

出久(...恐ろしくきつかったんだな...)

AM「コホン...今回先生に来てもらったのは、OFAの仕上がりの確認と、先生の個性なら、あの殺せんせーの暗殺でイメージがつけやすいと思ってね」

出久「確かに...グラントリノのあの個性なら殺せんせーに当てはまるかも!」

GT「だがあっちはマッハ20なんだろ?俺とに特訓で変な癖がつかない程度に、イメージが湧くぐらいまでやる。それとお前さんは今どのぐらいの出力が限界だ?」

出久「8%です」

GT「ほぉ。ならこの夏休みで10%は超えさせるぞ!」

出久「はい!!!よろしくお願いします!!」

AM(がんばれ緑谷少年!吐くかもしれないから水分補給はしっかりするんだぞ!)

こうしてたまにであるが、グラントリノから特訓を受けるようになった...

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飽きもせずに特訓である。今日はオールマイト達がいないため、1人である。そしてグラントリノから言われた事を思い出している。


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