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緑谷出久の暗殺教室28 重い想いの時間
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きたら僕から話す」

出久は今の状況に困っていたとしても、ヒーローとしての精神は健在。むしろ成長しているのだ。


奥田「...じゃあ...いいですか?」

出久「うん!」




奥田「緑谷君が好きです」

出久(なんでじゃぁぁぁぁ!!!!!!)

キャラ崩壊が起こるくらい出久の頭は混乱に陥る。

奥田「あの...私の国語の勉強のために教えてくれたり、期末では一緒に頑張っていた時間と結果が楽しくて、嬉しくて...今回のヴィランの襲撃で命懸けで私達を救おうとしてくれた緑谷君が......と、とにかく、いつも優しくて強い緑谷君が好きです!!」

出久「そ、そう...あ、ありがとう...まさか奥田さんも僕を...」

奥田「迷惑ですか...やっぱり...」

出久「そ、そんなことないよ。えっと...勝負するってことだよね...」

奥田「は、はい!で、では!!」

奥田はホテルに戻っていった。

出久「...すぅ〜......ふぅ〜......どうしてこうなったどうしてこうなった!?嬉しいよ?嫌われるより全然いいもん。けどさぁ?僕って今結構なクズじゃない?いやクズだ。だって好意を持ってくれている人たちに勝負させてるんだよ?なんか高みの見物をしているみたいになってるじゃん!?やばいやばいやばい!ちゃんと完璧な答え、結果にしないと絶対恨まれる...ハーレムが羨ましいとかの本とか少し見たことあるけどどこがいいの!?あーだめ、もー自信ない。ちゃんとしなくちゃいけないのにもう自信がなくなった...」


「悩んでるね〜緑谷〜声に全部出てるよ?」


出久「...中村さん......どうも」

中村「...ねえ緑谷。みんなアンタが高みの見物の気分になってるとか思ってないよ。だってクソ真面目だもん。それに簡単に決められないことだってことも理解しているはず。簡単に決められたらあっちは困るでしょ?」

出久「ま、まあ...」

中村「それに惚れさせる戦いだから、あっちが行動しまくるのは当然でしょ。緑谷は受け手なの」

出久「...うん」




中村「それか私と付き合わない?」

出久「はいぃ!?」

中村「もう細かい事を考えないで、私と付き合って楽しく暗殺をする生活をする?」

出久「じょ、冗談はやめてぇ!」


中村「冗談じゃないよ。単純かもしれないけど、緑谷がヴィランから命懸けで救ってくれた時、私は緑谷がカッコいいヒーローに見えたんだ。傷だらけになっても、常に私達を助けようとしてくれたあの目...惹かれた...。自分を大切にしない部分は私が治してあげる。だから私と付き合わない?」

出久と中村の唇がくっつきそうなくらい近づく。

出久「......嬉し
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