緑谷出久の暗殺教室28 重い想いの時間
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いよ。それでも僕に気持ちを話してくれた人のことも考えなくちゃいけない。こんな状況初めてだから、本当に分からない...けど、
本気の気持ちなら本気で返さないといけない」
出久は至近距離に顔を赤くするが、目を合わせて答えた。そう答えると中村はぷっ、と吹いた後笑った。
中村「あっはははは!!......こうやって迫られてもちゃんと意思を貫き通しているんだから、もっと自分に自信を持ちなよ。まあ...もし、今私を選んでたら最低だったね」
出久「(中村さんは僕に自信をつけさせるためにわざとこんな事を!?)...ありがとう中村さん、僕が情けないばかりに...」
中村「まあ気にすんなって。まあこれから私達の中からちゃーんと考えてよ?」
出久「...私達?......さっきのは僕に自信をつけさせるための嘘じゃ...」
中村「後半のちょっかいはそのためだけど......気持ちは嘘じゃない...だから合計で5人だね」
出久「...ち、違うんです...」
中村「え?」
出久「5人じゃないんですぅ...」
中村「...............は?」
そしてこの島を離れる時が来た...
矢田・倉橋「緑谷君〜」
速水「緑谷」
神崎「緑谷君」
岡野「緑谷!」
不破「緑谷君!」
片岡「緑谷君...」
奥田「み、緑谷君!」
中村「緑谷〜......うわ、マジでこれは凄い...」
8人「......えっ、増えてない?」
全員集合である。
出久「......あの...えっと...」
中村「4人の後にその3人が加わって、今日の朝に奥田ちゃんと私。だから9人になったんだよね〜」
出久(今思ったら倍以上だし!?)
8人(ライバルがこんなに増えた...)
いざ全員集まるところを見て、出久はこの先の生活がどうなるか不安な気持ちになるしかなかった...
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岡島「殺せんせー...なにあれ」
前原「女子の8割が1人の男子の周りにいるんだけど...」
岡島「...9人いるぞ」
前原「な...」
殺せんせー「純愛...なんでしょうかねぇ...?恋のバトルは燃えますね!!先生初めての光景で困っちゃう!!」
殺せんせーはもう受け入れた。
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律(緑谷さんの戦いを私は見ていました...その時周りの人たちの反応、緑谷さん感情を...そして緑谷さんに告白した時の皆さんの感情を分析しました...
何もできない無力な自分に対しての“怒り”
ただ守られて、仲間が傷ついていくのを見るしかできない“悲しみ”
自分に対しての怒りとは別の、仲間を傷つけよ
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