緑谷出久の暗殺教室26 血狂いの時間
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マスキュラーが左腕で出久を殴ろうと構える。
出久「さっき言ったよなぁ!!実現不可能なこと言うなって!!!実現させるんだよ!ヒーローは!!!!
できるできないは関係ない!!!命を賭して!!!ヒーローは、そういう綺麗事を実践するもんなんだよ!!!!」
出久の身体中に赤い血管のような光が流れる。それが右腕に集中していく。
マスキュラー(何だ!?さっきまでと様子が!?)
出久(OFA...100%!!!!)
その力の放出で上着が破れていく。
出久「スマァァァァシュゥゥゥッッッ!!!!!!!!」
本気の一撃で砂浜で爆風が...中村と奥田が吹き飛ばされるが、出久は残った左腕と身体でなんとか下敷きになるように2人を庇った。
奥田「あ、ありがとうございます、緑谷く...!?その腕!?」
出久「だい...じょうぶ...!さあ、早く避難を...!」
その時砂浜から立ち上がる大きな影が...
出久「なっ...!?嘘だろ...!?」
マスキュラーは多くの筋繊維を纏って、先ほどの一撃を防いだのだ...
マスキュラー「テレフォンパンチだなぁ。しかしやるな緑谷...」
出久「(100%だぞ!?オールマイトの力だぞ!?どうする!!どうすればいい!!)く、来るな!!!」
マスキュラー「やだよ、行くね、俄然。俺はな暴れてえだけだ、個性使って羽伸ばせればなんでもいいんだ」
出久はマスキュラーから発せられる殺気が上がっていくことに気づいた。
出久「早く逃げて!!走れ!!!」
奥田は出久の必死さを感じて、中村と共に逃げ始める。
倉橋「...緑谷君も...!!」
出久「なんでまだ逃げていないんだ!!!僕のことは良いから逃げろ!!!!」
杉野「お前を...置いてなんて...」
出久「僕のことなんか放って、みんな逃げてくれ!!頼むから!!!」
マスキュラー「いいねぇ。気に入ったぜ、まずは緑谷...お前の血をもっとガキどもに見せてからアイツらを殺すことにしよう...
それと覚えているか?
さっきまでのは遊びだ。俺言ってたよなぁ!?
遊ぼうって、なあ!?!?
言ってたんだよ!!」
マスキュラーは自身のポケットを弄る。そこから何個もの義眼が落ちる。そして、その中の一つを掴んだ。
赤黒い義眼をつける。
マスキュラー「止めるよ。遊びはおしまいだ。だってお前は強いもん...こっからは...
本気の目だ...!!!」
すると今度は顔以外に筋繊維を纏って、出久に襲いかかった。スピードとパワーは跳ね上がっていた...出久はなんとかギリギリで避けた。
出久
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