緑谷出久の暗殺教室25 渚の時間
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間鷹岡の頭が真っ白に爆発し、後ろに倒れ始める。
鷹岡(なにが...おこ...ったぁ...!?)
教わった渚の必殺技は“猫騙し”。ただの猫騙しではない、タイミングを合わせ、極限まで過敏になった神経を音の爆弾で破壊する技である。
暗殺者は、その数瞬を逃さない。
流れるように2本目の刃を抜くが早いか。
“バチィ!!!”
スタンガンを鷹岡に浴びせ、膝から崩れる。
鷹岡(まさ...か...こんなガキ...にぃ...!?)
渚は鷹岡の首元にスタンガンを突きつけた。
渚(殺意を教わった。
抱いちゃいけない種類の殺意があるって事。その殺意から引き戻してくれる友達の大切さも。
殴られる痛みを。
実戦の恐怖を。
この人から沢山の事を教わった。
酷い事をした人だけど、それとは別に、授業への感謝はちゃんと言わなきゃいけないと思った...
感謝を伝えるなら...)
鷹岡(やめてくれ...!その顔で終わらせるのはやめてくれ...!まだもう1人のガキの苦しむ姿も見られてないのに...!
もう一生...
その顔が悪夢から離れなくなるぅ...!)
渚は笑った。
渚「鷹岡先生...ありがとうございました」
鷹岡「ぁぁ...!」
“バチィ!!!”
鷹岡は重力のままに倒れた。
磯貝「ボス撃破!!」
一同「よっしゃぁぁ!!!!」
渚の勝利に喜ぶ生徒達。渚の元へ向かう。
殺せんせー「よくやってくれました渚君...今回ばかりはどうなるかと思いましたが...安心しました」
渚「うん。僕は平気だけど...でも、どうしよう...皆への薬が...鷹岡先生から奪った分じゃ全然足りない...その前にヴィランが...!」
烏間「ああ...ヘリを呼んだから、毒使いを他の者に任せて俺達は緑谷君達の元へ行く!そして避難をさせるんだ!」
そう指示して、各自が行動を起こそうとした時、背後から複数の足音が聞こえた。
ガストロ「てめえらなんかに薬なんか必要ねえ!ガキ共...このまま生きて帰れると思ったか?」
一同「!!」
3人の殺し屋が待ち構えていた。生徒達、そして烏間は戦闘態勢になる。
烏間「お前たちの雇い主は既に倒した。戦う理由はもう無いはずだ。俺は充分回復したし、生徒達も充分強い。これ以上、互いに被害が出る事はやめにしないか...?」
ガストロ「ん。いーよ」
吉田「諦め悪...え?...いーよ?」
ガストロ「ボスの敵討ちは俺らの契約にゃ含まれてねぇ。それに今言ったろう?そもそもお前らに薬なんざ必要ねーって」
スモッグ「お前らに盛ったのはこっち。食中毒菌を改良したものだ。あ
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