緑谷出久の暗殺教室24 ××の時間
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が目標です。
...がその前に。表情を表に出す事の少ない仕事人ふたりにアドバイスです。今日、先生への狙撃を外した事で、自分達の腕に迷いを生じてますね。言い訳や弱音を吐かない君達は…“あいつだったら大丈夫だろう”と、勝手な信頼を押し付けられることもあったでしょう。苦悩していても、誰にも気付いて貰えない......
...でも大丈夫。君たちはプレッシャーを1人で抱える必要な無い。君達2人が外した時は人も銃もシャッフルして、クラス全員誰が撃つかもわからない戦術に切り替えます。ここにいる皆が訓練と失敗を経験しているから出来る戦術です。
...君たちの横には、同じ経験を持つ仲間がいる。安心して引き金を引きなさい」
ガストロ(フン。ありがとよ。ご高説の間にある程度目星がついたぜ...出席番号12番って奴が待機から1人だけ動いてない。その癖呼吸は何かを企んでやたら荒い。あの近辺は出た瞬間仕留める狙いをつけておく!)
殺せんせー「では、行きますよ...!出席番号12番!立って狙撃!」
出席番号12番は立ち上がり銃を構えた。だが、ガストロは一瞬で発砲し、頭に直撃はしたが...それは出席番号12番の”菅谷が作った人形“だった。
律「狙うならあの一点です♪」
千葉「オーケー...!」
“パァン!!!”
その銃弾はガストロには当たらなかった。
ガストロ「...っ!?...外したな...これで2人目もっ!?!?」
突如釣り照明が崩れてガストロの体に強打。千葉は照明の金具を狙ったのだ。
ガストロ「クソガキィ...!」
“パァン!!!”
速水の銃弾がガストロの銃を弾いて落とさせた。
速水「...やっと当たった...」
寺坂「よし!ソッコー簀巻きだぜ!」
男子達がガストロを簀巻きにしていく。
菅谷「はぁ...音立てないように作ったから疲れたぜ...」
烏間「...肝を冷やしたぞ。よくこんな危険な戦いをやらせたな」
殺せんせー「どんな人間にも、殻を破って大きく成長出来るチャンスが何度かあります。しかし、1人ではそのチャンスを活かし切れない。集中力を引き出すような強敵や、経験を分つ仲間達に恵まれないと。だから私は...用意出来る教師でありたい。生徒の成長の瞬間を見逃さず、高い壁を。いい仲間を。すぐに揃えてあげたいのです」
千葉と速水は腕タッチをして勝利を喜んだ。
烏間(なんて教育だ。命懸けの撃ち合いをした後なのに...表情はむしろ、戦う前より中学生だ)
出久(凄いな2人とも...晴れやかな笑顔になってる...やっと緊張が解けたって感じかな....)
速水「......緑谷...」
出久「?」
速水「緑谷
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