緑谷出久の暗殺教室24 ××の時間
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トロの銃には当たらず、後方の壁に当たっただけだった。
ガストロ(実弾!?しかも今の発砲音は、ボスの手下のM60を奪ったのか!暗殺の訓練を受けた中学生...か。いいねぇ...)
ガストロはホールの照明を全て点けた。
ガストロ「意外と美味ぇ仕事じゃねェか!!」
出久(くそっ!!逆光で何も見えない!これじゃ2人が銃で...!)
ガストロ「今日元気だ!銃が美味ぇ!!」
殺し屋は速水が隠れている座席に銃を放つ。銃弾は席の間の狭い隙間を通して速水を横を通り過ぎる。
速水(この隙間を!?)
ガストロ「1度発砲した敵の位置は絶対忘れねぇ。もうお前はそこから1歩も動かさねぇぜ。俺は軍人上がりだ。この程度の1対多戦闘は何度もやってる。幾多の経験の中で、敵の位置を把握する術や、銃の調子を味で確認する感覚を身に付けた!...さて。お前らが奪った銃はあと一丁あるはずだが...」
殺せんせー「速水さんはそのまま待機!今撃たなかったのは賢明です千葉君!君はまだ敵に位置を知られていない!先生が敵を見ながら指揮するので、ここぞと言う時まで待つんです!」
殺せんせーの声が響く。どこにいるかとガストロが見回すと、最前列の真ん中の席に置かれていた。
銃で撃っても完全に弾かれるため、殺せんせーは全員に指示できる立場である。
殺せんせー「これこそ無敵形態の本領発揮。熟練の銃手に中学生が挑むんです。この位の視覚ハンデはいいでしょう。
では木村君!5列左へダッシュ!寺坂君と吉田君はそれぞれ左右に3列!死角ができた!この隙に茅野さんは2列前進!磯貝君左に5!緑谷君は後方2!」
殺せんせーは生徒達に指示を出して錯乱させていく。しかしガストロも生徒の名前を把握し始めていく。
それも殺せんせーは分かっている。
殺せんせー「出席番号12番!右に1で準備しつつそのまま待機!」
今度は名前ではなく出席番号で呼ぶ。
ガストロ「...へ?」
殺せんせー「4番と6番は椅子の間から標的を撮影!律さんを通して舞台上の様子を千葉君に伝達!ポニーテールは左前列へ前進!バイク好きも左前に2列進めます!」
更に今度は人の特徴で呼ぶ。顔は見られていないため、さらに混乱させることができる。
殺せんせー「最近竹林君イチオシのメイド喫茶に興味本位で行ったらちょっとハマリそうで怖かった人!撹乱のため大きな音を立てる!」
出久(だ、誰だ?)
寺坂「うるせー!何で行ったの知ってんだテメー!」
出久(寺坂君だった!?意外!)
殺せんせー「...さて。いよいよ狙撃です千葉君。次の先生の指示の後、君のタイミングで撃ちなさい。速水さんは状況に合わせて彼の後をフォロー。敵の行動を封じる事
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