緑谷出久の暗殺教室23 カルマの時間
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出久「......う、うん...」
そこから攻防戦が始まった。グリップの攻撃を捌いたり避けたりするカルマ。
出久「烏間先生の防御と同じ...うん...あれなら捕まれる心配はない...重心も安定している...でも反撃はどうすれば...」
烏間(そうか...見て盗んだのか...戦闘のスキルはやはり抜き出ているな...)
岡野「よく分かったね緑谷」
出久「僕も練習してるんだ...烏間先生との体格差が結構あるからあんな安定した防御はできないけど...」
烏間(...緑谷君は分析が得意だったな...細かい観点に気づいている...ヒーローを目指していて能力が飛躍的に高くなっているな...)
グリップ「...どうしたぬ。攻撃しなくては永久にここを抜けれぬぞ」
カルマ「どうかな〜。あんたを引きつけるだけ引き付けてといてその隙に皆がちょっとずつ抜けるってのもアリかと思って...安心しなよ...そんなコスいことは無しだ。今度は俺から行くからさ。あんたに合わせて“正々堂々”素手のタイマンで決着つけるよ」
グリップ「良い顔だぬ。少年戦士よ。お前とならやれそうぬ。暗殺稼業では味わえないフェアな闘いが...!」
カルマとグリップの攻防は再び始まった。
今度はカルマも攻めつつ防いでいる。
グリップ「っ!」
カルマがグリップの足にダメージを与え、グリップは後退して足を抑え背後を向いた。
今がチャンスだと近づくとグリップは背後のカルマに向かってスモッグが使っていたガスを噴射した…
グリップ「一丁あがりぬ。長期戦は好まぬ...スモッグの麻酔ガスを試してみることにしたぬ」
吉田「き、汚ぇ!そんなもん隠し持っといてどこがフェアだ!!」
グリップ「俺は1度も素手だけとは言っていないぬ。拘ることに拘りすぎない。それもまたこの仕事を長くやってく秘訣だぬ」
グリップはカルマの頭を掴み、持ち上げる。
グリップ至近距離のガス噴射...予期してなければ絶対に防げ...
その時、グリップの顔面にガスが直撃した。
カルマ「奇遇だね...2人とも同じ事考えてたぁ」
悪戯顔のカルマが何故かグリップのガスを持っていたのだった。
グリップ「何故お前がそれを...!?しかも、俺のガスを吸っていないぬ...!」
グリップはナイフを取り出してカルマに襲いかかるが、逆にカルマに押さえつけられてしまう。
カルマ「ほら寺坂早く早く!ガムテと人数使わないと、こんなバケモン勝てないって!」
寺坂「へいへい...テメーが素手でタイマンの約束とか、もっと無いわな!」
男子全員で取り押さえ、ガムテープでぐるぐる巻きにすることに成功...カル
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