緑谷出久の暗殺教室22 伏魔の時間
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生も十分化け物じみてるよね...」
そして再び進み始める。あのようなプロがこの先も待ち構えていると考え、生徒達に不安がよぎる...
殺「いやあ。いよいよ夏休みって感じですねぇ」
いくら何でもこの言葉は生徒達を苛つかせた。
片岡「何をお気楽な!」
木村「ひとりだけ絶対安全な形態のくせに!」
菅谷「渚!振り回して酔わせろ!」
殺せんせー「にゅやーーーっ!!」
渚は殺せんせーが入っている袋を遠慮なくぶん回す。
カルマ「よし寺坂。これねじ込むからパンツ下ろしてケツ開いて」
寺坂「死ぬわ!!」
出久「こんな状況なのにどうしてこれが夏休みなんですか?」
殺せんせー「先生と生徒は馴れ合いではありません。そして夏休みとは、先生の保護が及ばない所で自立性を養う場でもあります。普段の体育で学んだ事をしっかりやれば、そうそう恐れる敵はいない。君達ならクリア出来ます」
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その頃、最上階では
「濃厚な魚介出汁に、たっぷりのネギと人匙のニンニク...
そして銃!!あぁ...!つけ銃うめぇ...ライフリングに絡むスープがたまらねぇ」
男は銃をスープに浸けてチュパチュパと上手そうに舐めていた。
「ククク、見てるこっちがヒヤヒヤするぞガストロ。その銃、実弾入りだろ?」
ガストロの異常な食事の仕方に雇い主の男はニヤニヤと笑っていた。
ガストロ「ヘマはしねっす。撃つ時にも何の支障もありませんし、ちゃんと毎晩我が子のように手入れしてます。その日、一番美味い銃がその日一番手に馴染む...経験則ってやつっす俺の」
「奇特な奴だ。他の奴等もそんなか?」
ガストロ「ええまぁ。俺等みたいな技術を身につけて何度も仕事をしてきた連中は何かしら拘りが出てくるもんです。例えばスモッグの毒は全て自作...洗練された実用性に拘るあまり研究室まで作る始末ですからね」
「...ほう...ではあのグリップも?」
ガストロ「ええ。まあ、あいつはちょっと変わってましてですねぇ......それと誰呼んだんすか?俺らにも教えないって」
「ふっ...心配するな。ここには手を出させないようにしているさ。奴は血が見たいだけなんだからな...」
男は口角をさらに上げて笑う。
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