緑谷出久の暗殺教室22 伏魔の時間
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人でしょ?」
一同「...あ!」
不破「そんな人がこんなホテルを歩いてるなんておかしいわ」
茅野「じゃあ、あなたが皆に毒を...!?」
「フッ。断定するには証拠が弱いぜ。ドリンクじゃなくても、ウイルスを盛る機会は沢山あるだろ?」
不破「皆が感染したウイルスは経口感染...つまり、飲食物に混入されていたもの」
ここに来るまで、竹林の考察によると感染は経口感染ということが判明した。理由はシンプルで看病している竹林と奥田が感染していないからだ。
不破「クラス全員が同じ物を口にしたのは、あのドリンクと、船上でのディナーの時だけ。けど、ディナーを食べずに映像編集をしていた三村君と岡島君も感染した...感染源は昼間のドリンクに絞られる...従って!
犯人は貴方よ!おじさん君!!」
毒使い「っ!」
渚「すごいよ不破さん!」
茅野「なんか探偵みたい!」
不破「普段からショウネンマンガを読んでいると、普通じゃない状況でも素早く適応できるの!」
出久「少年漫画にそんな力が...すごくカッコよかったよ不破さん!」
不破「っ!そ...そうでしょ!」
出久(少年漫画...借りたらちゃんと読もう!)
そんなことを話していると烏間が膝から崩れた。
殺せんせー「毒物使いですか。しかも実用性に優れている」
「俺特製の室内用ガスだ。一瞬吸えば象すら気絶する。外気に触れればすぐ分解して証拠も残らない...さて、お前たちに取引の意思が無いことはよーくわかった。交渉決裂。ボスに報告するとするか...んっ!?」
毒使いの男が気付く頃にはもう遅い。すでに生徒達によって全ての退路が絶たれていた。
「はやい...!」
磯貝「敵と遭遇した場合...」
片岡「即座に退路を塞ぎ...」
寺坂「連絡を断つ...」
出久「そうですよね?烏間先生...!」
烏間「...お前は、我々を見た瞬間に...攻撃せずに報告に帰るべきだったな...!」
「フン。まだ喋れるとは驚きだ。だが、所詮他はガキの集まり。お前が死ねば統制が取れずに逃げ出すだろうさ!」
ガスの男はふたたび毒を噴射しようとするが、その前に烏間先生の目にも止まらない攻撃を顔面モロに食らって倒れた。
毒使い(つ、強え人間の速さじゃねぇ...!だがな...おっそろしい先生よ...お前の引率もここまでだ...)
男が倒れると同時に烏間先生も倒れてしまった...
一同「烏間先生!!!」
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ガスの男を縄で縛り、磯貝が烏間に肩を貸している。烏間曰く、30分で回復させるという...
菅谷「象も眠らせるのに...」
岡野「先
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