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暗殺教室 in Hero
緑谷出久の暗殺教室22 伏魔の時間
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イリーナ「いいから早く登りなさいよ!掴まる手が疲れてきたわ!!」
 
千葉「つーか、ビッチ先生何でついて来てんだ...?」
 
片岡「留守番とか除け者みたいで嫌なんだって」
 
寺坂「フン。足でまといにならなきゃいいけどな」


渚「はぁ...はぁ...」

出久「渚君大丈夫?僕が背負って行こうか?個性を使えばできるから」

渚「えっ、で、でも...」

出久「ここで体力を使い切るのはダメだ。...特に渚君みたいな、暗殺の力に長けている人は」

出久は渚を背負って、OFA6%で一気に駆け上がっていく。

出久「しっかり捕まってね」

渚「う、うん...」

渚はぎこちなく出久にしがみついた。

殺せんせー「緑谷君も随分個性を使えるようになりましたねぇ」


矢田「...私も助けてくれない?私が登ったところ尖った岩が多くて...」

矢田の声が聞こえたため、出久は渚を頂上に送った後、降りてすぐに矢田を背負った。実際に尖った岩が多かったため、少し遠回りして上に登っていく。

矢田「ありがとう緑谷君♪」

出久「う、うん...(背中に大きな柔らかいものが...!?)」

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全員が頂上について、律が内部情報を説明し始める。

律「内部マップを表示します。エレベーターを使用することはできません。フロントが渡す各階ごとの専用ICキーが必要なためです。従って、階段を登るしかありません。その階段もバラバラに配置されており。最上階までは長い距離を歩かなくてはなりません」
 
千葉「テロリスト対策をしているテレビ局みたいな構造だな」
 
菅谷「こりゃあ悪い宿泊客が愛用するわけだ...」
 
烏間「行くぞ。時間が無い。状況に応じて指示を出すから見逃すな」
 
烏間を先頭にし、扉を開けて中へ入っていく。

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ロビーでは何にもの屈強な男達が見張っている。

渚「全員が突破するのは難しいんじゃ...」

烏間(ここは人数を絞っていくしか...)

イリーナ「何よ。普通にいけば良いじゃない」

イリーナの言葉に全員ポカンとする。

菅谷「状況判断もできねーのかよビッチ先生!」
 
木村「あんだけの数の警備の中どうやって...」
 
イリーナ「だから、普通によ」
 

イリーナは少し体をふらつかせながらロビーに入り、警備員の1人と肩をぶつけた。
 
イリーナ「ごめんなさい、部屋のお酒で悪酔いしちゃって」
 
顔を赤くした妖艶な表情に、警備員達は鼻の下を伸ばしていた。そしてロビーのピアノを指差し

イリーナ「来週そこでピアノを弾かせて頂く者よ。早入りして観光してたの...酔い覚ましついでにね、ピアノの調律をチェックしてお
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