緑谷出久の暗殺教室22 伏魔の時間
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
イリーナ「いいから早く登りなさいよ!掴まる手が疲れてきたわ!!」
千葉「つーか、ビッチ先生何でついて来てんだ...?」
片岡「留守番とか除け者みたいで嫌なんだって」
寺坂「フン。足でまといにならなきゃいいけどな」
渚「はぁ...はぁ...」
出久「渚君大丈夫?僕が背負って行こうか?個性を使えばできるから」
渚「えっ、で、でも...」
出久「ここで体力を使い切るのはダメだ。...特に渚君みたいな、暗殺の力に長けている人は」
出久は渚を背負って、OFA6%で一気に駆け上がっていく。
出久「しっかり捕まってね」
渚「う、うん...」
渚はぎこちなく出久にしがみついた。
殺せんせー「緑谷君も随分個性を使えるようになりましたねぇ」
矢田「...私も助けてくれない?私が登ったところ尖った岩が多くて...」
矢田の声が聞こえたため、出久は渚を頂上に送った後、降りてすぐに矢田を背負った。実際に尖った岩が多かったため、少し遠回りして上に登っていく。
矢田「ありがとう緑谷君♪」
出久「う、うん...(背中に大きな柔らかいものが...!?)」
-----
全員が頂上について、律が内部情報を説明し始める。
律「内部マップを表示します。エレベーターを使用することはできません。フロントが渡す各階ごとの専用ICキーが必要なためです。従って、階段を登るしかありません。その階段もバラバラに配置されており。最上階までは長い距離を歩かなくてはなりません」
千葉「テロリスト対策をしているテレビ局みたいな構造だな」
菅谷「こりゃあ悪い宿泊客が愛用するわけだ...」
烏間「行くぞ。時間が無い。状況に応じて指示を出すから見逃すな」
烏間を先頭にし、扉を開けて中へ入っていく。
-----
ロビーでは何にもの屈強な男達が見張っている。
渚「全員が突破するのは難しいんじゃ...」
烏間(ここは人数を絞っていくしか...)
イリーナ「何よ。普通にいけば良いじゃない」
イリーナの言葉に全員ポカンとする。
菅谷「状況判断もできねーのかよビッチ先生!」
木村「あんだけの数の警備の中どうやって...」
イリーナ「だから、普通によ」
イリーナは少し体をふらつかせながらロビーに入り、警備員の1人と肩をぶつけた。
イリーナ「ごめんなさい、部屋のお酒で悪酔いしちゃって」
顔を赤くした妖艶な表情に、警備員達は鼻の下を伸ばしていた。そしてロビーのピアノを指差し
イリーナ「来週そこでピアノを弾かせて頂く者よ。早入りして観光してたの...酔い覚ましついでにね、ピアノの調律をチェックしてお
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ