緑谷出久の暗殺教室22 伏魔の時間
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警備も配置されていないようです」
出久「だからここに...!」
殺せんせー「敵の意のままになりたくないなら手段は一つ...患者10人と、看病に残した2人を除き...動ける生徒全員でここから侵入し、最上階を奇襲して治療薬を奪い取るのです!」
烏間「危険すぎる...!この手馴れた脅迫の手口...敵は明らかにプロの者だぞ!」
殺せんせー「ええ。しかも私は君達の安全を守れない。大人しく私を渡した方が得策かもしれません。どうしますか?全ては君達と...指揮官の烏間先生次第です」
磯貝「...それはちょっと」
菅谷「難しいだろ...」
烏間「やはり無理だ。渚君、茅野さん、すまないが...」
磯貝「いやまぁ...」
岡野「崖だけなら楽勝だけどね。いつもの訓練に比べたら」
すいすいと壁を登っていく生徒達。学校の裏山で散々訓練しているのだ。この程度は朝飯前なのだ。
磯貝「でも、未知のホテルで未知の敵と戦う訓練はしてないから...烏間先生、難しいけど指揮を頼みますよ」
寺坂「ふざけたマネした奴らキッツリ落とし前つけてやる!」
烏間「...!」
殺せんせー「見ての通り。彼らは只の生徒ではない。貴方の元には16人の特殊部隊がいるんです。さぁ、時間は無いですよ?」
生徒達の目に逃げるという選択肢はない。それを分かった烏間が指示を出した。
烏間「注目!!目標山頂ホテル最上階!隠密潜入から奇襲への連続ミッション!ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う!違うのはターゲットのみ!3分でマップを叩き込め!21時50分(ニーヒトゴーマル)作戦開始!!」
一同「おう!!!」
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奇襲メンバー
出久、渚、茅野、カルマ、千葉、速水、寺坂、吉田、菅谷、磯貝、木村、片岡、不破、岡野、矢田、律、烏間、イリーナ
患者組
岡島、三村、前原、杉野、村松、倉橋、中村、原、狭間、神崎
看病メンバー
奥田、竹林
岡野「早くしないと置いてくよ〜」
岡野は誰よりも早くひょいひょいと崖を登っていく。
木村「やっぱ身軽だな〜岡野は」
磯貝「ああ。こういう事やらせたらクラス一だ」
木村「それに比べてうちの先生は」
イリーナ「きゃー揺れる!もっと静かに登りなさいよ!」
烏間「...ちっ」
磯貝「動けるのが3人中1人とは...」
ビッチ先生は烏間先生に捕まって、殺せんせーは身動き取れないから烏間先生が持ってる。烏間先生が不憫である。
殺せんせー「しかし皆さん見事なバランス感覚ですねぇ...」
烏間「崖登りクライミングなら学校の裏山でもさせている」
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