緑谷出久の暗殺教室21 異変の時間
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、千葉君の射撃があと0.5秒早いか、速水さんの射撃があと標的ターゲットに30cm近ければ、気付く前に殺せた可能性が50%ほど存在します」
速水「...やっぱり」
千葉「自信はあったんだ。リハーサルは勿論、あそこより不安定な場所で練習しても外さなかった。だけど、いざ...あの瞬間、指先が硬直して視界も狭まった」
速水「...同じく」
千葉「絶対に外せないという重圧プレッシャー。”ここしかない!“って大事な瞬間...」
速水「...こんなにも練習とは違うとはね」
出久「2人ともお疲れ様...ごめん、もっと殺せんせーの意識を削いでいれば...」
速水「ううん。緑谷のせいじゃない...」
出久「...ありがとう。それなら僕も2人のせいとは思わない。みんなで反省だね」
速水「...ありがとう緑谷」
千葉「...良かったな。明日1日は遊べるぞ」
速水「っ!?」
出久「?...みんな疲れすぎじゃ...顔も赤いし...」
前原「しっかし...疲れたわ〜」
三村「自室帰って休もうか、もう何もする気力ねぇ...」
寺坂「んだよてめーら。1回外した位でダレやがって。もー殺ること殺ったんだから明日1日遊べんだろーが」
岡島「そーそー!明日こそ水着ギャルをじっくり見んだ〜!どんなに疲れてても全力で鼻血出すぜ〜」
前原「そんな元気ねぇよ...」
するといきなり中村が倒れた。そして岡島があり得ないほどの鼻血を出した。
2人だけではない、数人の生徒が倒れたり、苦しみ始めた。
烏間「っ!?これは...フロント!この島の病院は!?」
フロント「い、いえ、なにぶん小さい島なので...」
その時、烏間の携帯が鳴った。
烏間「非通知か...?」
『やぁ先生。可愛い生徒が随分苦しそうだね...俺のことは知らなくて良い。賞金首を狙ってるのは君らだけでは無いということだ』
烏間「...まさかこれはお前の仕業か?」
『ククク...人工的に作り出したウイルスだ。感染力はやや低いが、一度感染したら最後...潜伏期間や初期症状に個人差はあれ、1週間もすれば全身の細胞がグズグズになって死に至る...』
烏間「っ!!」
『治療薬も一種のみのオリジナルでね。あいにくこちらにしか手持ちが無い。渡すのが面倒だから…直接取りに来てくれないか?山頂のホテルの最上階まで、1時間以内にその賞金首を持って来い。だが、先生は腕が立つそうだから危険だな。そうだな、動ける生徒の中で最も背が低い男女2人に持って来させろ。フロントに話は通してある。約束を守れば賞金首と、薬の交換はすぐに済む。だが、外部と連絡を取ったり、少しでも遅
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