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緑谷出久の暗殺教室20 島の時間
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た...

殺せんせー「にゅやぁ……船はヤバい…マジで船はヤバい……先生、頭の中身が全部まとめて飛び出そうです...」

殺せんせーはぐったりして酔っていた...

出久「本当に乗り物に弱いんですね...東京から6時間だけど、最初の30分くらいでダウンしてましたし...」


菅谷「なあ緑谷...そのシャツ...」

出久「これ?いいでしょ〜!僕の好きなブランドのシャツだよ!」




杉野・前原「いや“Yシャツ”って書かれている服はダサいぞ!?!?しかもなんでTシャツなのにYシャツなんだよ!?」


出久「えええええ!?!?!?これでも渾身の勝負服みたいなものなんだよ!?」

岡島「それがかよ!?」

出久「まさかウケが悪いなんて...どうしてだ...!?」

中村「まさかいろんなことに真面目なのにセンスがおかしいとは......なんか思い出すわ、


雪村先生のこと」

その言葉にE組の殆どの生徒が納得したような顔をした。

出久「雪村先生?」

原「3月の時、2週間だけ先生をしてくれた人なんだ。私たちE組に対して真面目に教えてくれた良い先生だったよ。けど急に辞めちゃったけどね」

出久「良い先生だったんだね...それでなんでこれで思い出したの?」

三村「雪村先生、インナーダサかったもんな。平均とか腹八分目とか書いててさ」

出久「...良くない?」

三村「マジでセンス同じ感じか!」

出久「何でよ!!良いじゃん!」

E組の大半「ははははっ!!!」





渚「ふふっ...あれ、茅野どうしたの?」

茅野「...何でもないよ?少し疲れちゃっただけだから〜」


殺せんせー「......」

-----

出久「まだかなぁ...」

不破「ねえ緑谷...その...少年漫画とかに興味ない?」

出久「漫画はあまり見ないかな...」

不破「じゃあさ、今度私が色々教えてあげるよ!それからでもヒーローとしての振る舞いを学べるかもよ!」

出久「なるほど!じゃあ、お願いしようかな?ありがとう不破さん!」

不破「い、良いんだよ!この前のお礼もしたいしね!」

速水「...」チラッ...チラッ

千葉「...ふむ...」

-----

岡野「ねえ緑谷、班行動の休憩時間でさ、余裕があったら身体を動かす練習付き合ってよ。本番ミスらないためにも」

出久「僕でよければ構わないよ!」

岡野「ありがとう緑谷♪」

速水「...」ジッ...


千葉「...ふ、ふむ.....ん?」


神崎「...///」ジッ...


千葉「...おっと...」

そして遂に殺せんせーを殺す
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