緑谷出久の暗殺教室19 夏の時間
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
出久以外(み、緑谷(君)が言うと威力あるな...)
岡島「お前のトラップと同じだよ倉橋。獲物が長時間夢中になるよう研究するだろ?」
倉橋「う…うん」
出久「一緒にしちゃダメだと思うけど...!?」
岡島「俺はエロいさ。蔑む奴はそれでも結構。だがな、誰よりエロい俺だから知っている。
”エロは、世界を救える“って」
岡島以外(なんかかっこいい!?)
岡島「殺るぜ。エロ本の下に対先生弾を繋ぎ合わせたネットを仕込んだ。熱中してる今なら必ずかかる...!誰かこのロープを切って発動させろ!俺が飛び出してトドメを刺す!」
どんなものでも研ぎ澄ませば刃になる。岡島のエロの刃が、殺せんせーを...?
すると、突然殺せんせーの目がみょーんと伸びた。
岡島「デ、データに無いぞ!?あの顔はどんなエロを見た時だ!?」
出久「いや...あれは何かを見ている...?」
殺せんせー「ヌルフフフ。見つけましたよ」
殺せんせーは触手を伸ばして、少し遠くの木から何かを取った。
殺せんせー「ミヤマクワガタ...しかもこの目の色!」
殺せんせーの言葉を聞いた瞬間、倉橋が殺せんせーの元へ飛び出した。男どもは意味がわからず固まる。
倉橋「白なの!?殺せんせー!!」
殺せんせー「おや倉橋さんビンゴですよ」
倉橋「すごーい!探してたやつだ!」
殺せんせー「ええ!この山にもいたんですねぇ」
岡島「あぁ......あとちょっとだったのに...!」
前原「なんで喜んでんのかさっぱりだが…巨大カブトと女子中学生がエロ本の上で飛び跳ねてんのは...」
出久「...帰ろうかな...」
殺せんせー「えっ!?あっ...!!超恥ずかしい.....
」
男子の存在がバレたため、殺せんせーの前に出てきた。殺せんせーは反省するかのように口を開いた。
殺せんせー「面目ない...教育者としてあるまじき姿を...本の下に罠があるのは知ってましたが、どんどん先生好みになる本の誘惑に耐えきれず...!」
岡島「すんなりバレてた!?」
杉野「なぁ倉橋、ミヤマクワガタだろ?ゲームとかじゃオオクワガタより全然安いんじゃ?」
倉橋「最近はミヤマの方が高い時が多いんだよ。まだ繁殖が難しいから...この子サイズ大きいから、2万円はいくかもね〜」
杉野「2万!?」
殺せんせー「おまけによーく目を見て下さい。本来黒いはずの目が白いでしょう」
出久「...アルビノ?」
殺せんせー「その通り。ホワイトアイと呼ばれ、天然ミヤマのホワイトアイはとんでもなく希少です。学術的な価値すらある。売れば恐らく数十万は下らない..
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ