緑谷出久の暗殺教室19 夏の時間
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One for Allのオリジンさ...!」
出久「......し、しかしどうしてその大昔の悪人の話を...?」
AM「...彼は成長を止める個性を奪ったらしいんだ...敗北した弟は後世に託すことにした。
そして私の代でついに奴を倒した!!
しかし奴は生き残り...!
......OFAはAFOを打ち倒すためのものなんだ...!
だから君はいつか巨悪と戦うかも知れない...!」
出久「...頑張ります...!今年を乗り越えて必ず...!あなたのようなヒーローになって!...そのAFOに打ち勝って見せます...!」
出久の覚悟にオールマイトは複雑な感情を抱いた...
AM(すまない少年...君に大きなものばかりを背負わせて...それに...私は最後まで君のことを見られないかもしれない...)
その後も出久は個性の訓練、暗殺の訓練を汗水流して特訓した...
AM(あの子ができないことがあったら、私が力を貸さなくてはな...!)
別の日...毎日特訓というわけにもいかないので、今日は渚、杉野、前原、そして出久の4人で旧校舎の裏山に虫取りに来ていた。
虫取りをすることになったのは杉野は都会育ちでこういうのに憧れていたのと、前原は金を稼いでちゃんねーとどうたらこうたらしたいという下衆な理由だった。
オオクワガタを取ろうと躍起になっているとそこに声をかけたものが。
倉橋「だめだめ。オオクワはもう古いよ〜」
前原「倉橋!」
倉橋「おは〜。皆もお小遣い稼ぎ来たんだね〜」
杉野「倉橋、オオクワガタが古いってどういうことだ?」
倉橋「んっとね〜」
そう言って倉橋は木から降りる。そして何気なく出久の隣に近づいた。
倉橋「私達が生まれた頃は凄い値段だったらしいけどね。今は人工繁殖法が確立されちゃって、大量に出回り過ぎて値崩れしたんだってさ」
前原「ま、まさかのクワ大暴落か...1クワガタ=1ちゃんねーぐらいの相場だと思ってたのに...!?」
倉橋「ないない。今はちゃんねーの方が高いと思うよ〜」
出久「詳しいんだね倉橋さん」
倉橋「生き物はみんな好きだよ〜。せっかくだしみんなで捕まえよ〜!多人数で数そろえるのが確実だよ〜!しゅっぱーつ!」
出久「おー...って!?なんで腕を掴んだまま!?」
倉橋は先日自分が仕掛けた罠の場所に向かい始めた。出久の腕を掴んだまま...
杉野「なあ倉橋って...やっぱり...」
渚「あー...鷹岡先生の時からだね...」
前原「あん時か...怪我した緑谷を手助けしている時の神崎と倉橋、怖かったな...」
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倉
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