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暗殺教室 in Hero
緑谷出久の暗殺教室17 テストの時間
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學峯「総合1位おめでとう。と言いたいところだが、E組と何やら賭けていたようだね。そして負けた...これは全校に広まっているから掻き消すのは難しい...よくもあんな大層なことが言えたもんだね。同い年との賭けに負けた未熟者が......」

学秀「っぅ...!!!!」

學峯「それに1位と言っても...E組の1人と同レベルじゃないか...本当に未熟すぎるね...」

学秀「ぐっぅ...!!」

学秀は血管が浮き出るほどブチギレていたが、事実であるため言い返せなかった...

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殺せんせー「先生の触手を破壊する権利を得たのは、中村さん、磯貝君、奥田さん、緑谷君の4名。その中でも緑谷君は理科と総合で2本の権利を得ました。

暗殺においても、賭けにおいても、君は今回何の戦力にもなれなかった。分かりましたか?殺るべき時に殺るべき事を殺れない者は、この教室では存在感を無くして行く。

刃を研ぐのを怠った君は“暗殺者”じゃない。錆びた刃を自慢気に掲げた、ただの”ガキ“です」
 
カルマ「...チッ!」
 
 
烏間「...いいのかあそこまで言って」
 
殺せんせー「ご心配なく。立ち直りが早い方向に挫折させました。彼は多くの才能に恵まれている。だが力有る者はえてして未熟者です。本気でなくても勝ち続けてしまうために、本当の勝負を知らずに育つ危険がある...
 
大きな才能は、負ける悔しさを早めに知れば大きく伸びます。テストとは、勝敗の意味を、強弱の意味を、正しく教えるチャンスなのです」
 
殺せんせーはそう言うと、ゆっくりと歩き始め、青空に両手を広げた...
 
 
殺せんせー(成功と挫折を今一杯に吸い込みなさい生徒達よ!!

勝つとは何か。

負けるとは何か。


力の意味を…今!!



私が、最後まで気付けなかった、とても大事な事だから...)
 


教室に戻ってきた殺せんせーとカルマ。話は触手の破壊についての話題に。

殺せんせー「さて皆さん素晴らしい成績でした。5教科プラス総合の6つの中、皆さんが取れたトップは英語、社会、理科、総合の4つ。そのうち理科は2人がトップを取ったので破壊出来る触手は5本。ではトップの4人はご自由にどうぞ(ま。5本くらいなら失っても余裕でしょう...(6本は流石にヤバかったですが)」

すると寺坂組の4人が教壇の前まで歩いてきた。

寺坂「おい待てよタコ。5教科のトップは4人じゃねーぞ」
 
殺「?4人ですよ寺坂君。国、英、社、理、数、全て合わせて」
 
寺坂「はぁ?アホ抜かせ。5教科っつったら国、英、社、理...


あと家だろ」
 
寺坂竜馬
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