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緑谷出久の暗殺教室17 テストの時間
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問スター「わかる〜」

奥田「本当の理科は暗記だけじゃ楽しくないです。君が君である理由を知ってるよ、ってちゃんと言葉にして伝えて上げたら、この理科すっごく喜ぶんです」

すると全ての装甲を脱いで、きゃっきゃっウフフと走っていった...

出久「中身あんな感じなんだ...」

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社会の時間

荒木(し、しくじったぁ!!今年のアフリカ開発会議の首相の会談の回数なんて分かるかよぉ!?)
 
磯貝「ふー危なかった。一応覚えて正解だった...!」
 
荒木「磯貝っ!貴様ぁ!」
 
磯貝「たまたまだよ。俺ん家結構な貧乏でさ。アフリカの貧困にちょっと共感して調べてたら、実際に現地に連れてかれて、更に興味が広がっただけで...」

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国語の時間

神崎「春過ぎて 夏きるたらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山」
 
榊原「顔だけでなく言葉も美しい!男の趣味は悪いがな...」

神崎「...はい?」ジッ...

榊原「っ...だ、だが!ただ一片の会心の解答でテストの勝敗は決まらない!」

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数学の時間

学秀(数学か。E組には...赤羽がいたっけ。E組としては飛び抜けている。だが僕には、数学はもとより全教科死角は無い!だから、赤羽ではなく、危険なのは総合2位になった緑谷...奴は向上心が目立っていたからな...)

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去年の図書室...学秀が生徒会長の仕事として図書室に来ていた時のことだ。

誰よりも本を開いて集中して勉強していたやつを見つけた。それが緑谷だった。

この時の緑谷はD組から上がって、引子を安心させるために努力していた。

学秀(あれは今年転校してきた緑谷か......奴の目には強さを求めるものがあるな...)

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学秀(A組上がれたのに、わざわざE組に落ちるとはな...しかし奴はE組に落ちても変わらない様子だった...だが、結果として強者になれるチャンスを捨てたんだ...これで本当の強者の力を見せてやろう...!)

カルマ(あーあ...みんな、目の色変えちゃって...勝つってのはそういうんじゃないんだよね。通常運転でサラっと勝ってこその完全勝利...正しい勝ち方......こいつを生贄に、皆に教えてやるよ)


そして全てのテストが終わり、遂に結果発表の時だ。


殺せんせー「では発表します...まずは英語から!E組の1位...そして学年でも1位!!中村莉桜!!」
 
中村莉桜
英語 100点
学年 1位
 
一同「おおおお!!」
 
中村「どうよ〜♪」

早速E組が有利で全員のテンションが上がる。

中村「なんせ賞金百億かかってるからね〜。触手1本忘れないでよ
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