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緑谷出久の暗殺教室16 期末の時間
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天才達だ』

出久「五英傑......あっ...聞いたことある...」

進藤『中間テスト総合3位!!他を圧倒するマスコミ志望の社会知識!放送部部長!荒木鉄平!!
 
中間テスト総合4位!!人文系コンクールを総ナメにした鋭利な詩人!生徒会書記!榊原蓮!!
 
中間テスト総合6位!!緑谷と赤羽への雪辱に燃える暗記の鬼!生物部部長!小山夏彦!!
 
中間テスト総合7位!!性格はともかく、語学力は本物だ!生徒会議長!瀬尾智也!!』

杉野「...そのナレーションお前がやってるの?」

進藤「あっ、うん、やってみたかったんだこういうの...」

プロレスのナレーションみたいに紹介する進藤に聞いていたE組は苦笑いを浮かべた。

進藤『そして中間テスト1位、全国模試1位...俺たちの学年で生徒の頂点に君臨するのが...支配者の遺伝子、

生徒会長、浅野学秀!

あの理事長のひとり息子だ...

人望は厚く、成績はトップ。プライド高いA組の猛者を纏めあげるカリスマ性。彼自身の指導力に加えて、他の4人。全教科パーフェクトな浅野と、各教科のスペシャリスト達。5人合わせて『五英傑』。奴らはお前らE組を本校舎に復帰させないつもりだ』
 
杉野「...ありがとな進藤。でも大丈夫だ。今の俺らはE組を出ることが目標じゃないんだ。けど、目標のためにはA組に負けないくらいの点数を取らなきゃなんない。見ててくれ」
 
進藤『ふっ、勝手にしろ。E組の頑張りなんて知ったことか』

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放課後

磯貝「渚、茅野、緑谷、放課後空いてるなら本校舎の図書室で勉強しないか?」

その誘いに乗ることにして、出久、渚、茅野、磯貝、中村、奥田、神崎の7人で行くことになった。



本校舎の理事長室では、

学秀「理事長、あなたの意向通り、A組成績の底上げに着手しました。これで満足ですか?」
 
學峯「浅野君、必要なのは結果だよ。実際にトップを独占しなくちゃ、良い報告とは言えないな」

学秀は理事長室にあったサッカーボールでリフティングを始めた。

學峯「ふむ、そうだな...A組全員がトップ50に入り、5教科全てをA組が1位を独占するのが合格ラインだ」
 
学秀「分かりました。ではこうしましょう、理事長。僕の力でその条件をクリアしてみせます。そしたら生徒ではなく、息子としてひとつおねだりをしたいのですが」

學峯「まさか父親に甘えたいのかい?」


学秀「いいえ、僕はただ知りたいだけです。



E組のことで何か隠していませんか?」

その質問を聞いた途端にボールを勢いよく學峯の顔面に向けて蹴った。學峯は無表情で片手で受け止めた。

學峯「知ってどうする?それをネタにして私を支配
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