緑谷出久の暗殺教室15 寺坂の時間
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寺坂「よくも俺を騙してくれたな...!てめーらはゆるさねぇ!!」
寺坂はそう言うと自身のシャツを脱いでイトナの方を向いて構えた。
寺坂「イトナ!テメェ俺とタイマンはれや!」
殺せんせー「やめなさい寺坂君!君が勝てる相手じゃない!」
寺坂「すっこんでろふくれダコ!!」
出久「ゴホッ!っ...!寺坂君...!」
シロ「緑谷君、君がそこまで苦しんでいるのは彼が君らを裏切ったからだよ?その目...彼を見捨てる気なんてなさそうだね」
出久「あたり...まえだ...!寺坂君は...大事なクラスメイトだ......僕がイラついているのは...寺坂君を騙して...みんなを危険に晒したお前だ!!!シロ!!!!」
出久は苦痛で顔が歪みながらも立ち上がり、個性を発動させた。
イトナ「...!緑谷出久...!」
寺坂「...馬鹿野郎...他人のために無茶ばっかしてよ...!さあこい!!」
シロ「健気だね...やれイトナ」
シロの命令で触手の一本が寺坂に向けられて放たれた。なんとか気絶をしないで食らいついた寺坂にもう一度攻撃しようとすると
イトナ「くしゅん!」
イトナはくしゃみをして、寺坂のシャツに触れている部分の触手が溶け始めたのだ。
カルマは気づいていたが、寺坂は昨日のシャツのまま...つまり至近距離でスプレーを浴びたままのシャツ。
そしてその隙に殺せんせーは原を救出して、出久を岩場の上に上げた。
カルマ「殺せんせーと弱点一緒なんだよね?じゃあ同じことをやり返せばいいわけだ」
カルマの合図で生徒達は崖から飛び降りて、川に飛び込んで水をイトナにかけ始めた。水を吸収して、膨れ上がったイトナの触手...ハンデがなくなったわけだ。
カルマ「で、どーすんの?賞金持ってかれんのも嫌だし、みんなは死にかけたし、緑谷も危険な状態にされたし...ついでに寺坂もボコられたし...
まだ続けるならこっちも全力で水遊びさせてもらうけど?」
シロ「っ!!!......ここは引こう。この子らを皆殺しにしたら反物質臓がどう暴走するかわからない。帰るよイトナ」
殺せんせー「どうですか?楽しそうな学級でしょう?そろそろクラスに来ませんか?」
そう言うがイトナは舌打ちをして、白と一緒に去っていった。
杉野「なんとか追っ払えたな...」
原「そういえば寺坂君。私のこと散々、ヘビィとかふとましいとか...」
寺坂「あ、あれは状況を客観的に分析してだな!?」
原「言い訳無用!!動けるデブの恐ろしさ見せてあげるわ!!!」
カルマ「あーあ、無神経だよな。だから手のひらで転がされるんだよ」
寺坂「んだとコラァ!」
寺坂は少し高いと
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