緑谷出久の暗殺教室15 寺坂の時間
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片岡の問題ごとを解決した数日後...
寺坂(このクラスは大したクラスだ。掃き溜めと言われても中間テストでは平均点を超えて、球技大会じゃ野球部に勝っちまった。大したクラスだ...
だからこのクラスは、居心地が悪い)
岡島「おい皆来てくれ!プールが大変だぞ!」
岡島の慌てようを見た生徒達は何事かと思いながらプールへ向かった。
プールには大量のゴミが捨てられ、休憩スペースにあった椅子も木っ端微塵レベルで壊されていた。
奥田「誰がこんな酷いことを...」
生徒達が悲しんでいる中、寺坂、村松、吉田がニヤニヤと笑っていた...
出久「一体誰が...犯人とか...心当たりは...」
殺せんせー「いえ、犯人探しなどくだらないことはやらなくていいのです」
殺せんせーはマッハでゴミの回収と椅子の修復を終わらせた。
寺坂「っ...!(全部このモンスターのせいだ。こいつが来るまでダメ人間の集団の中に入られたのに...!)」
渚は寺坂達の動揺に気づいていた...それを他のみんなに伝えると...
杉野「ほっとけよ。いじめっ子で通してきたあいつ的には面白くねーんだろ」
カルマ「殺していい教室なんて楽しまない方が勿体無いと思うけどね〜」
出久「寺坂君達...このE組が嫌いなのかな...」
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校舎近くの木の下...
そこでは寺坂と村松が言い合いをしていた。
村松が殺せんせーの“模試直前放課後ヌルヌル強化合宿”に参加して、模試の成績上がって喜んでいたのが気に食わなかったのだ。
イライラしながら教室に戻ると
吉田「すげえ!!まるで本物じゃねえか!」
殺せんせーが木で作ったバイクにまたがっていたのだ。木で作られたにも関わらず、そのクオリティーは生徒たちのほとんどから注目されていた。
吉田「あっ...寺坂...実は少し前にこいつとバイクの話で盛り上がってよ...そういう話できるのこの学校にはいねえから...」
殺せんせー「ヌルフフフフ!先生は大人な上に漢字の漢と書いて漢おの中の漢! この辺りの趣味は一通り齧ってます!このバイク最高時速300kmも出るんですって。一度は乗ってみたいですねえ」
吉田「馬鹿言うなよっ! 抱えて飛んだ方が早いじゃねえか!」
吉田の冗談で教室は笑いに包まれていた。しかし寺坂は気に食わなかったため、殺せんせーの力作であるバイクを蹴り壊した。
吉田「何てことすんだよ、寺坂!」
中村「謝ってやんなよ!大人な上に漢の中の漢の殺せんせーが泣いてるじゃんか!」
教室中からブーイングの嵐が吹き荒れた。
寺坂「てめーらプンプンうるせーな、虫みたいに...俺が駆除してやるよ」
寺坂は殺虫剤の
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