緑谷出久の暗殺教室14 夏の時間
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るようになったら多川。プールの授業で褒められて、みんなから注目されていた。
そしてそれを見ていた片岡が
片岡「うん、もう私の手助けはいらないね」
多川「うぐっ!?(これじゃもう頼れない...!)」
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殺せんせー「これで彼女に責任は感じませんね片岡さん。これからは手を取って泳がせるだけじゃなくて、厳しく手を離すべき時もあると覚えてください...
あぁ、それと……察しの通り先生は泳げません。水を含むと殆ど身動きとれなくなりますから弱点としては最大級と言えるでしょう」
水が浸かった触手はふやけていた。しかし殺せんせーの顔は余裕の笑みを浮かべている。
殺せんせー「先生には落ちない自信もありますし、現状満足に水中で暗殺できるのはお二人ですから、それなら相手にできます。ですので自分を信じて皆で泳ぎを鍛えてください」
片岡「...2人?」
殺せんせー「緑谷君ですよ。緑谷君、君が水泳を頑張っていたのは片岡さんのサポートをしたいと思っていたからでしょ?」
出久「えっ...ま、まあ...」
殺せんせー「流石に分かりますよ。球技大会の杉野君の時がいい例です。君は他の人より目立つ部分がありますが、誰かのためにサポートに回りますからね」
出久「あー...そうです。殺せんせーも水が弱点って自覚してましたし、水に沈める作戦はいいとしても、何か対策を持ってるんじゃないかなって...だから水中戦が一番得意な片岡さんのサポートに回れる特訓をすれば、暗殺できるかなって...」
茅野「流石緑谷君、深いところまで考えるんだね」
出久「オールマイトが解決した事件にね、炎の個性を持つ敵と戦う事件があったんだ。川に落とそうとしたんだけど、けど川の場所を把握して逃げる作戦を立てていたんだ...でもすぐに消化器を使って瞬殺したけどね!」
渚「でた、オールマイトのファンならではの知識!」
殺せんせー「この通り自ら貴方の力になろうとする仲間がいるんです。責任感を忘れずにもう少し頼ることも覚えましょうね。頼りになってくれる男子がいるんですからぁ〜ヌルフフフフ〜」
片岡「茶化さないでよ、もう!」
ナイフで刺そうとするが、ニヤケ顔で避ける殺せんせーに殺意が湧いてくる。
茅野「片岡さん、なんかスッキリした感じだよね」
渚「うん。殺せんせーは流石だね...あんな作戦思いつかないよ普通...」
茅野「でも頼りになる男子だって。緑谷君はどんどんクラスでもすごい立場になってきたね〜」
出久「ええっ!?ぼ、僕はまだまだだよ...別に自慢できるような特技がないし...発言力も強いわけじゃない。だから片岡さんみたいな強くて責任感のある素敵な人に頼られるのはまだまだ力不足だよ...
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