緑谷出久の暗殺教室14 夏の時間
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殺せんせー「しっかり者の彼女だけに心配ですね。みんなから頼られる人は自分の苦しみを1人で抱えてしまいがちです」
そして4人で駅前のファミレスで監視を始めた。多川という女子は片岡に聞いてばっかで、片岡が自身のやりたいことがあると言ったら、
多川「私のこと殺しかけたくせに...!あなたのせいで死にかけてから...私怖くて水にも入れないんだよ?支えてくれるよね?一生」
出久(なんだあの人...!?)
多川はその後、友達と遊ぶ約束があると言って去った。片岡は大きなため息を出したあと
片岡「で、そこの不審者4人組は何か御用?」
出久「バレてた...!?」
片岡「丸見えだったんだけど...特に緑谷の癖っ毛が」
出久「」
店を出て経緯を聞くことに。
片岡「去年の夏にね、同じ組だったあの娘から泳ぎを教えてくれってたのまれたの。好きな男子含むグループで海に行く事になったらしくて、カッコ悪いとこを見せたくないからって」
1回目のトレーニングでなんとか泳げるようになった彼女はそれで満足してしまい。反復練習に誘ってもそれを無視されて海に行ってしまったらしい。
そして案の定、多川は海で溺れてしまい救助沙汰に。
自業自得にも関わらず、片岡に逆恨みして、償いをしろと言ってきたのだ。片岡はそれを断れずにテストのたびにつきっきり教えていたら、自分の苦手科目が足を引っ張り、E組に落ちてしまったのだった...
茅野「そんな...片岡さんに甘えすぎじゃないの?」
片岡「いいよ。こういうの慣れっこだから」
出久「でもそれじゃ片岡さんが心配だよ...」
片岡「...私が?」
出久「クラスでいつも見てるから分かるけど、片岡さんの責任感とかいつもすごいと思ってるんだ。けどそれを利用され続けてたら、片岡さんの自由がなくなっちゃうよ...」
片岡「緑谷...」
殺せんせー「そうですねぇ。片岡さん、時には相手の自立心を育てることも重要です。彼女のためにも君のためにもなりません」
片岡「どうすればいいのかな殺せんせー...」
殺せんせー「決まってます、彼女が自力で泳げるようにすればいい」
こうして作戦は始まった。
多川心菜は記憶をたどるも状況が理解できない。ベッドで就寝していたら幻想的な泉でにいた……
多川「あぁ、夢か」
夢だと信じたい。何故なら魚人の格好をした人間が数人と、訳のわからない奴が1匹いるからだ。
「目覚めたみたいだね」
と声したので振り返ってみるとそこには魚人のようなカッコをした...片岡がいた...
片岡「えーと、こ、ここは魚の国!さぁ、私たちと一緒に泳ごうよ??」
多川「あんた
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