緑谷出久の暗殺教室14 夏の時間
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
せんせー「きゃんっ!!!」
E組「...は?」
カルマがすかさず、殺せんせーが座っている椅子を揺らす。
殺せんせー「きゃあっ!?揺らさないで水に落ちるぅ!!!.........いや、別に泳ぐ気分じゃないだけだしぃ?水中だと触手がふやけて動けなくなるとかそんなん無いしぃ?」
三村「手にビート板持ってるのに?」
殺せんせー「これはふ菓子です」
三村「おやつかよ!!」
生徒達はこれまでで1番の殺せんせーの弱点を知れたと直感で感じた。
そう“水殺”である。
茅野「うわっ!?バランスが!」
浮き輪に浮いていた茅野がバランスを崩して水に落ちてしまった。
殺せんせー「あわわわ!!!このふ菓子に捕まってぇ!」
出久は個性をすぐに使って茅野に近づいて、腕を腰に回して運び始めた。
茅野「ありがとう緑谷君...助かったよ...」
出久「うん。気にしないで...というかごめんピッタリくっついちゃって...」
茅野「あ、あはは、気にしないで」
片岡「......水の中なら出番かもね...」
プールの後に生徒達で水の中で殺せんせーを暗殺するという作戦になった。ふやけて動きが悪くなったところを狙う。
そこで昨年度水泳部クロール学年代表だった片岡が先陣を切ることになった。
三村「流石イケメグだな」
菅谷「こういう時の頼れる度合いは半端ないな」
片岡は女子なのにイケメン。文武両道で面倒見がよく、颯爽として凛々しい姿からついたあだ名は“イケメグ”。
出久「...うーん...でも殺せんせーなら...」
-----
その後片岡がプールでの自己ベストを目指すために水泳をしていた。
律「26.08秒。片岡さんの50m自己記録には0.7秒届いていてません」
茅野「うーむ、カッコいい」
渚「責任感の塊だね。それであっちも張り切ってるね」
出久「水中で個性を使うと身体が重く感じる...でも体力をつけるにはピッタリだ...!」
片岡「張り切りすぎて足攣らないでよ?」
出久「う、うん」
律「!片岡さん、多川心菜という方からメールです」
片岡「あー...友達...悪いけど読んでくれない?」
律「はい。“めぐめぐ、げんきぃ〜。じつゎまたべんきょ教えてほしいんだ〜?とりま駅前のファミレスしゅ〜ご〜。いぇー!”以上です。知能指数がやや劣る方と推察されます」
茅野「こらこら」
片岡「わかった。すぐ行くって伝えて。ちょっと用事できたから。緑谷は特訓頑張って」
友達と会う割には暗い顔が気になり、3人で行くことに...なろうとしていたが、どこからともなく殺せんせーも現れて参加することに。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ