緑谷出久の暗殺教室13 才能の時間
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表を突く攻撃が全くない。暗殺者は気配を隠すだけでなく、最初の一撃で仕留めることが重要でもある』
出久『意表を突く...』
ロヴロ『まあ、あえて油断をさせた上での一撃も必要な時もあるが』
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出久「はっ!!」
出久は地面を蹴り上げて、砂煙を鷹岡に浴びせた。
鷹岡(バカだな。この程度の目眩し、煙の動きを見ればどこからくるか簡単に分かるんだよ)
鷹岡の左腹部を狙うかのような煙の動きの変化があったため、そこから出てきたものを掴んだ。
鷹岡「っ!?靴!?こっちか!?」
更に右側からも何かが飛んできてそれも掴んだが、もう片方の靴だった。
鷹岡(これも陽動か!!ならもう投げれるものはないなぁ...!)
目の前から先ほどより大きめな影が見えたので、そこに勢いよく蹴りを入れた。手応えがあり、ニタァと笑うが一瞬でその笑みが消えた。
鷹岡(軽い!?あのガキじゃねえ!!)
今の鷹岡は両手に出久の靴を持って、蹴りをしたので片足で立っている。現在腹部がガラ空きなのだ。
出久「油断しすぎですね...!!デラウェア・スマァァァァシュ!!!!!」
鷹岡の腹に右ストレートを入れて後ろに後退させた。鷹岡は予想以上の痛みに腹部を抑えてしまった。そして頭上に影が見えた。
出久が右足を天に向けているのだ。その右足を勢いよく振り下ろした。
出久「マンチェスター・スマッシュ!!!」
鷹岡「ごがぁぁぁ!?!?!?」
出久が3回目に投げたのはジャージだったのだ。それを丸めて投げて、さらに隙を与えることに成功したのだ。
生徒達だけでなく、烏間もこの結果に驚いていた。油断だらけだったが軍人の男を押しているのだから。
出久「はぁ...はぁ...」
鷹岡「クソガキィィ...!!」
さすが腐っても軍人である。出久の猛攻を受けてもまだ普通に立ち上がった。
出久「...この戦いの技術は...この教室で学んだ!!烏間先生から教わった!!!お前は烏間先生から学んでいる中学生に膝をついたんだ!情けない訓練って言ったの訂正しろ!!!」
烏間「っ...!」
殺せんせー「どうしますか烏間先生?」
鷹岡「ちっ.........そうだぁ.........これは後で...連帯責任だなぁ...あそこにいる全員!!!」
出久「っ...!」
鷹岡「お前のせいで全員苦しむ......悪いと思うなら...分かるよなぁ...?.........個性解けよごらぁ!!!!!!」
出久は生徒達のことを思い、個性を解除してしまった。その瞬間鷹岡が出久のことを殴る蹴るの暴行を始めた。
しかし出久は鷹岡を睨み続ける。
鷹岡「くそっ!くそっ!くそぉぉ!!
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