緑谷出久の暗殺教室12 球技大会の時間
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活かすときです!」
カルマ「了解〜」
ここで殺せんせーの指示が。カルマは磯貝に作戦を説明して、実行に移った。
カルマと磯貝が野球部よりも前で守備をしているのだ。
カルマ「明らかなバッターの集中を乱す位置で守ってるけどさっきそっちがやった時は審判は何も言わなかった。文句無いよね、理事長?」
理事長「ご自由に選ばれた者は守備位置ぐらいで心を乱さない」
そしてなんとバットを振れば当たってしまう場所まで進んだ。
進藤「...は?」
カルマ「打てよスーパースター...ボールは邪魔しないから」
理事長「フフ。くだらないハッタリだ。構わず振りなさい進藤君。骨を砕いても打撃妨害を取られるのはE組の方だ」
進藤「(マ、マジかよ!?舐めたマネしやがって...大きく振ってビビらせれば退くに決まってる!!)」
杉野がボールを投げて、大きく振った。二人はその場から全く動かず避けた。
理事長「(殆ど動かずに躱すとは...)」
殺せんせー「(2人の度胸と動体視力はE組の中でもトップクラス。バットを躱すだけならバントより簡単ですねぇ)」
カルマ「ダメだよそんな遅いスイングじゃ...今度は殺す気で振りなよ...」
もう進藤には學峯の言葉など消し飛んでいた。野球ではない異様な何かに恐怖を覚えていたのだ。最後は屁っ放り腰のスイングで、それをカルマがキャッチャーの渚に。それを三塁の木村に。最後に一塁の菅谷に回した。
トリプルプレーによってE組の勝利が決まった。
しかしこれはただの勝利ではない。一度も長い時間相手を有利にさせず、最初から最後までアサシンとターゲットの関係のままだったのだ。暗殺者としての勝利でもあった。
杉野「サンキューな緑谷、カルマから聞いたぞ」
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出久『僕も勝ちたいと思いました。ですがこのままだと経験者の杉野君に頼ってばかりになる試合になると思うんです!みんなで勝つと決めた以上は足を引っ張りたくないんです!』
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出久「赤羽君聞いてたんだ...」
杉野「本当にお人好しだな。...進藤...悪りぃ緑谷、先に行っていてくれ」
その後、進藤は杉野を一人の野球プレイヤーと認めて握手していた。
高校でまた闘おうと言っていたが、
出久(地球が残ってればねぇ...)
中村「おーい、男子共お疲れ〜」
前原「お疲れ〜」
茅野「みんな凄かったね!」
渚「ありがとう。でも杉野がチームを引っ張ってくれて、殺せんせーがちゃんと道を示してくれたおかげだよ」
神崎「み、緑谷君...」
出久「神崎さん、そちらもお疲れ様」
神崎「う、うん。ホームラン、カ、カッコよかったよ
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