緑谷出久の暗殺教室11 転校生の時間 2時間目
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触手が殺せんせーの身体を...
傷つけることはなかった...
そしてなぜかイトナの触手が溶けていた。
生徒達が一応の可能性を考えてナイフを持っていた。そのナイフをハンカチで掴んでイトナの触手に当てたのだ。
突然自分がダメージを受けたことに対して、イトナは動揺していた。そんなイトナを、殺せんせーは自分が脱皮した抜け殻で包み込んで、持ち上げた。
殺せんせー「同じ触手なら、対先生ナイフが効くのも同じ。触手を失うと動揺することも同じです。でもね、先生の方がちょっとだけ老獪です」
殺せんせーは、窓から抜け殻で包んだイトナを放り投げた。ルールを考えればイトナの敗北が決まった。
殺せんせー「ダメージは無いはずです、ですが、君の足はリングの外に着いている、先生の勝ちですねぇ。ルールに照らせば君は死刑、もう二度と先生を殺れませんねぇ」
その言葉にイトナの顔が憤怒に染まる。
殺せんせー「生き返りたいのなら、このクラスで皆と一緒に学びなさい。性能計算でそう簡単に計れないもの、それは経験の差です。君より少しだけ長く生き、少しだけ知識が多い。先生が先生になったのはね、それを君達に伝えたいからです。この教室で先生の経験を盗まなければ、君は私には勝てませんよ」
舐めた顔で殺せんせーがそう伝えると...
イトナ「勝てない...?俺が弱い?」
シロ「まずいな...イトナは大の勉強嫌いだ...ジェノサイドが吹き荒れるぞ...」
白い触手は膨れ上がり、黒い触手となる。怒りのままに殺せんせーに攻撃しようとすると、今度は右袖から麻酔銃を発射したシロが、イトナを眠らせた。
イトナを肩に担いだシロが
シロ「転校初日で何ですが、しばらく休校させてもらいます」
「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません!一度E組に入ったからには卒業するまで面倒を見ます...!!それにシロさん、あなたにも聞きたい事が山ほどある」
シロ「いやだね、帰るよ。力ずくで止めてみるかい?」
殺せんせーがシロの肩を掴もうとしたが、その触手は破壊された。
シロ「対先生繊維、君は私に触手一本触れられない。心配せずともまたすぐ復学させるよ、殺せんせー。3月まで時間は無いからね」
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シロが去った後
殺せんせー「恥ずかしい...恥ずかしいぃ... シリアスな展開に加担していたのが恥ずかしい...先生どっちかと言うと、ギャグキャラなのに」
狭間「カッコ良く怒ってたね......どこでそれを手に入れた!その触手を!!!!」
殺せんせー「いやぁぁ///!!!!言わないで、狭間さん!?改めて自分で聞くと逃げ出したい...!!」
木村「なぁ殺せんせー、
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