緑谷出久の暗殺教室11 転校生の時間 2時間目
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?この内をリングとして、外に足がつけば、その場で死刑」
杉野「誰がそんなの守るんだよ...」
カルマ「いや、みんなの前で決めたルールを破れば、先生として信用が減る。殺せんせーにこういうのが効くんだ」
殺せんせー「いいでしょう。ただしイトナ君、観客に危害を加えた場合でも負けです」
それにイトナは頷いた。
シロ「では、合図で始めようか。暗殺開始!」
合図と同時に、
殺せんせーの触手が一本切り落とされていた。
E組一同は驚愕していた。だが、驚愕の理由は別の所にある。
イトナの髪から数本の白い触手がビチビチと生えているのだから。
カルマ(あれで雨を弾いてたからか...)
出久「確かに同じ力って意味で兄弟だ...っ!?殺せんせー...!?」
殺せんせーの顔は赤を超えて黒く染まっていく。
殺せんせー「どこで手に入れた...!その触手を!!!!!」
シロ「君に言う義理は無いね、殺せんせー。だがこれで納得したろう?りょうしんもかぞくもちがう。けどこの子と君は兄弟だ。しかし怖い顔をするねぇ、何か嫌なことでも思い出したかい?」
出久(奴は殺せんせーの過去を知っている...?)
突如シロの右裾から紫の光線が放たれ、殺せんせーの一瞬動きが固まった。その隙にイトナの触手の猛攻が始まる。
シロ「この圧力光線を至近距離で照射すると、君の細胞はダイラント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。全部知ってるんだよ、君の弱点は全部ね」
その猛攻を奥の手の脱皮で避けた殺せんせー...しかし息が切れており、どちらが優勢で不利かはすぐに分かる。
シロ「でもね殺せんせー、その脱皮にも弱点があるのを知っているよ。その脱皮は見た目よりもエネルギーを消耗する。よって直後は自慢のスピードも低下するのさ。加えて、イトナの最初の奇襲で腕を失い、再生したね。再生も結構体力を使うんだ。二重に落とした身体的パフォーマンス、私の計算ではこの時点でほぼ互角だ。また、触手の扱いは精神状態に大きく左右される。予想外の触手によるダメージでの動揺。気持ちを立て直すヒマも無い狭いリング。今現在どちらが優勢か、一目瞭然だろうね」
出久(なんであそこまで把握している!?それにシロが加勢するなんて聞いていない!!なら僕だって...っ...でも僕にはこれを手助けする力はない...!)
イトナなら殺せるかもしれない...それが生徒の頭の中に浮かんだ。しかし同時に
渚(僕らが殺したかった...!!!)
殺せんせー「聞きたいことが山ほどあるのですが...まずは勝たねばなりませんね...」
シロ「勝つきかい...?はぁ...やれ」
イトナの
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