緑谷出久の暗殺教室11 転校生の時間 2時間目
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なる前で良かった。危うくこの学校に居られなくなるところだったね、君と緑谷君が」
こういうと學峯は車に乗って去っていった。
土屋「まったく...嫉妬して襲い掛かってくるなんて...醜い人とは思わなかった。二度と視線も合わせないでね」
出久「っ!!!!」
瀬尾「おい、俺の彼女を睨んでんじゃねえよ。イカれた野郎が、行くぞ」
A組が去っていき、E組がこちらに来た。
杉野「大丈夫か!?くそっなんてビッチだ!」
渚「ビッチ先生みたいな高尚な感じじゃないね」
前原「...平気だ。すまねえな緑谷。庇ってくれたのにお前にも飛び火が...」
出久「気にしないで。それより怪我はない?」
前原「ははっ、お前は本当に優しいな.........なあ人ってみんなああなのかな...相手が弱いと見たら、俺もああいうことしちゃうのかな...」
出久「そんなことはないんじゃないかな?僕らはもう弱い立場っていうのを理解している」
前原「まあそうなんだけど...うまく納得できないな...」
他の者達も思った。出久は最初からE組を差別していない人間だった。しかし自分達だったら?E組じゃない自分達が差別しないとは言い切れない。
殺せんせー「みなさん。君たちには力がある。屈辱には屈辱で返しましょう...!」
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次の日決行された。
まずターゲットである瀬尾と土屋がカフェにいることが前提。そこに菅谷が特殊メイクで渚と茅野を老夫婦に変装させる。
その2人がターゲットを気を逸らしている間に、長距離射撃が得意な千葉と速水がターゲットの飲み物に、奥田が作った下剤を入れた。
その間に茅野がカフェのトイレを借りて、使わせないようにした。2人は慌てて近くのコンビニまで走り始める。
その途中で道にはみ出ている木の枝を切り落として、2人の上から落とした。2人は毛虫にひっつかれてびしょ濡れになった。
そしてコンビニのトイレは一つしかないため、どちらが先に入るかの醜い争いをコンビニの中でするということになった。
殺せんせー「どうですか前原君。まだ自分が平気で弱いものをいじめる人間だと思いますか?」
前原「...いや、みんなを見ていたらできないや。強そうに見えなくても頼れる武器を持ってて、そこには俺が持ってない武器もたくさんあって...」
殺せんせー「そういうことです。強い弱いは一眼見ただけじゃ測れない。それをE組で学んだ君は、この先弱者を簡単に蔑むことはないでしょう」
前原「...そう思うよ殺せんせー。あっ、これから他校の女子と飯食いに行かねーと。じゃあみんなありがと!また明日!」
その後前原はまだ他にも女がいたということで、女たらしクソ野郎の称号を手に入れた。
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