緑谷出久の暗殺教室10 LRの時間
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..」
烏間「諦めが悪いぞ!...っ...はぁ...諦めの悪い奴に1日も付き合えきれん!」
烏間が諦め、ナイフが胸に当たった。これでイリーナの勝利が決まった。
イリーナが教師になって、失敗とその克服を何度もしてきた。それは暗殺でも同じく、殺せんせーに対してほぼ毎日暗殺法を模索していたのだった。その成果が報われ、ロヴロもその事を知る。
殺せんせー「苦手なものでも一途に挑んで克服していく彼女の姿。生徒達がそれを見て挑戦を学べば、一人ひとりの暗殺者としてのレベルの向上につながります。だから、私を殺すならば彼女はここに必要なのです」
殺せんせーの言葉を聞いて、ロヴロはイリーナの元に向かった。
イリーナ「師匠...」
ロヴロ「出来の悪い弟子だ。先生でもやってた方がまだマシだ。必ず殺れよ、イリーナ」
イリーナ「...!!もちろんです、師匠!」
イリーナが残る事で生徒達は喜んでいた。
やはりこの暗殺教室にはイリーナがいなければいけないのだと。
出久は放課後、個性の訓練だけでなく、個性を使わずにナイフや銃の練習をしていた。
個性を使わないのは、個性を使ってない場合の基礎能力の向上のためだ。勿論個性とナイフ・銃を合わせる特訓もしている。
ロヴロ「ふむ、君は特に向上心が強いようだな」
出久「っ!?(気配もなくこんな近くに!)ロヴロさん...どうも...」
ロヴロ「緑谷出久だったな。暗殺術の復習を細かくし直しているようだな。だが、君の動きは暗殺者とは程遠い」
出久「そ、そうですか...」
ロヴロ「君はヒーローになりたいと聞いている。ヒーローにはなれるかもしれない。だが、ここで暗殺者としての戦い方を学ばなければならない。君の場合は...一撃で倒そうという傾向がある。まるでオールマイトみたいにな」
出久「うぐっ...」
ロヴロ「一度手合わせをしよう。暗殺者の戦い方を」
出久は構えた。ここで新しいものを掴まなければ、この教室の中では成長できないと感じているからだ。
出久「...っ!!!!」
出久は右足で地面を蹴り、個性でスピードは上がっているが、ロヴロは冷静に避ける。袖から出したワイヤーで出久の両手を縛り上げた。
ロヴロ「こっちは個性持ちの相手を殺したこともあるんだ」
出久「(落ち着け!このまま蹴りをしたらすぐにやり返させられる!!なら!!)スマァァシュ!!!」
出久は地面に蹴りを放ち、砂煙を出した。
ロヴロ「視界を奪ったか...だが、そこから予想できる攻撃のパターンを考えれば」
出久「くっ!?!?」
ロヴロ「簡単に殺せる」
出久は完全に動きを封じ込まれてしまった。
出久「
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